【徹底解説】「着る冷蔵庫」爆誕!ペルチェ冷却ベスト本当に涼しいのか!?
突然ですが、今年の夏、こんな心配していませんか?
①「異常な猛暑で、通勤電車に乗るだけで汗だく… 会社に着く頃にはもう疲れてる…」
②「休日の屋外イベントやBBQ、楽しみたいけど熱中症が心配でなかなか行けない…」
③「ベランダ菜園や庭いじり、DIY…趣味を楽しみたいけど、暑すぎて集中できない…」
④「空調服は持ってるけど、風だけじゃなくてもっと直接的にヒンヤリしたいんだよな…」
⑤「夏のレジャーやスポーツ観戦、涼しく快適に楽しむ方法はないかな…」
もし、ひとつでも「わかる!」と頷いたあなた。
ペルチェ冷却を利用した商品、、、
「着る冷蔵庫?」「ペルチェ冷却ベスト?」 「本当に効果あるの?」
そう思っていませんか?
「どうせ一時的なものだろう…」「重くてゴツいんじゃないか…」と。
今回は、そんなの「ペルチェ冷却ベスト」について、
①「ペルチェ冷却ベスト」って一体何?なぜこんなに冷えるの?
②実際に使ってみてどうだった?メリット・デメリットを正直レビュー!
③失敗しないペルチェ冷却ベストの選び方&Amazonで買えるおすすめモデル
を徹底解説していきます!
目 次
1. 「ペルチェ冷却ベスト」とは?
「ペルチェ」という言葉、聞き慣れない人もいるかもしれません。
簡単に言うと、【ペルチェ素子とは電気を流すと片面が冷たく、もう片面が熱くなる半導体素子】のこと。
これは小型冷蔵庫にも使われている技術です。
サンコーのペルチェ冷却ベストがなぜこんなに冷えるのか、その秘密は以下の通りです。
①【ペルチェ素子の搭載】冷却プレートにこのペルチェ素子を搭載。
②【冷却プレートの配置】冷却プレートは、背中や脇の下など、太い血管が通る部分に配置。
③【「物理的に冷やす」仕組み】冷却プレートが直接体に触れて物理的に冷却。
④【効率的な排熱ファン】冷却プレートから出た熱を外に逃がすためのファンを搭載。
※ファンは搭載されているものとないものがあります。
2. ペルチェ冷却ベストのメリット・デメリット
メリット4選
- スイッチONで瞬時に「キンキン」に冷える体感!
- 電源を入れた瞬間、「ヒヤッ」と冷たくなります。
全身にひんやり感が広がり、汗をかく前に体をクールダウンできるかも。
- 電源を入れた瞬間、「ヒヤッ」と冷たくなります。
- 動いてても冷却力が持続!「作業中の集中力」が格段にUP!
- 空調服と違って風に頼らないため、動いても冷却プレートが体に密着していれば冷たさが持続します。
冷却プレートは、局所的な冷却のため、空調服と併用するととても良いと思います!!
- 空調服と違って風に頼らないため、動いても冷却プレートが体に密着していれば冷たさが持続します。
- 周囲の環境に左右されにくい!どんな場所でも「私の快適空間」を確保!
- 高温多湿の場所や、異常な猛暑でもペルチェの冷却力は強力です。
空調服と違って、周囲の環境に影響されません!!
- 高温多湿の場所や、異常な猛暑でもペルチェの冷却力は強力です。
- モバイルバッテリーで使える手軽さ!
- ほとんどのペルチェ冷却ベストは、専用のバッテリーが必要となります。
しかし、サンコーのモデルは、手持ちのUSB対応モバイルバッテリーが使えるのが嬉しいポイント。
- ほとんどのペルチェ冷却ベストは、専用のバッテリーが必要となります。
正直デメリット3選
- 排熱は必須!服の選び方や使い方に工夫が必要
- ペルチェ素子は片面が冷える分、もう片面は熱くなります。
この排熱がうまくできないと、冷却効果が落ちてしまったり、背中が蒸れてしまうことがあります。
通気性の良い服と合わせたり、サンコーの「冷蔵服」のようにファンで排熱するモデルを選ぶと良いです。
- ペルチェ素子は片面が冷える分、もう片面は熱くなります。
- 冷却効果が局所的すぎる!!
- 冷却プレートは、広告通りとても冷たくなります。
しかし、その効果も密着部分のみであり、全身に回すには「空調服」のようなファンが必要です。
- 冷却プレートは、広告通りとても冷たくなります。
- 動作音が気になる場合も(特にファン付きモデル)
- 冷却プレートを冷気を回すためのファンが付いている場合は、動作音が発生します。
静かなオフィスや図書館では、使用が厳しいです。
- 冷却プレートを冷気を回すためのファンが付いている場合は、動作音が発生します。
3. ペルチェ冷却の冷却効果の評価基準
ペルチェ冷却ベストの「理論上の冷却効果」は、主に以下の要素によって決まります。
①【ペルチェ素子の冷却能力】素子自体の性能で、どれだけの熱を吸収できるか。
※「表面最大冷却温度」=「冷却プレート表面が最大でマイナス〇℃まで冷える」といった数値で評価
②【素子の数と配置】体のどの部分を、いくつ、どの程度の密度で冷やすか。
③【放熱機構の効率】素子から発生する熱をいかに効率的に外部に排出するか。
これが最も重要で、ファンやヒートシンクの性能が直結します。
④【電力供給】素子に供給される電力が高いほど、冷却能力は向上しますが、同時に発熱も増える。
⑤【接触面積と密着度】冷却プレートが体にどれだけ密着し、効率的に熱を奪えるか
4. 失敗しないペルチェ冷却ベストの選び方
まず、「ペルチェ冷却ベスト」は、炎天下の中、涼しげに過ごせるものではありません。
基本的には、冷却プレートがひんやりとして気持ち良い程度と考えた方が良いでしょう。
選び方のポイントは以下にまとめておきます。
選び方のポイント
- 冷却性能(体感温度)
- 「外気温から-何度冷える」といった表記や、レビューでの体感温度をチェックしましょう。サンコーの製品は、その冷却力の高さが評価されています。
- 電源方式とバッテリー駆動時間
- モバイルバッテリー対応か、専用バッテリーか。また、10,000mAhのモバイルバッテリーで何時間使えるかなど、連続使用時間をチェックしましょう。
- ファン搭載の有無と排熱対策
- 冷却プレートの排熱を効率的に行うために、ファン搭載モデルがおすすめです。ファンがない場合は、通気性の良い服と併用するなど工夫が必要です。
- 重量と装着感
- 長時間着用するなら、できるだけ軽量で、体にフィットする調整機能があるモデルを選びましょう。
- お手入れのしやすさ
- ベスト本体が洗濯可能か、冷却ユニットが取り外せるかなどもチェックしておくと清潔に使えます。
- コントローラーの操作性
- 強弱の切り替えやON/OFFが手元で簡単にできるかなど、操作性も重要です。
5.【冷却効果が高めの商品】
3.で紹介した冷却効果の評価基準を参考に「評価基準の高い商品」を以下に示します。
1. サンエス (SUN-S) フローズンベスト プロ EF92462
特筆すべき理論的強み
①【最多クラスのペルチェ素子搭載数(6個)】
現状、市販のベストでこれだけの数の冷却プレートを搭載している製品は非常に珍しい。
物理的に熱を吸収する「点」が多いことは、広範囲かつ高密度な冷却に直結します。
②【第三者機関での高評価】
専門メディアの比較テストで「冷却性能が一番」と評価されている。
素子の性能と全体の設計が優れていることを示しています。
③【プロユースの設計】
作業服メーカーとしての知見から、現場での過酷な使用にも耐えうる冷却性能と耐久性を追求している。
2. ワークマン WindCore ICE×HEATER ペルチェベストPRO2 (WZ-4)
特筆すべき理論的強み
①【多素子搭載(5個)と前面冷却】
サンエスに次ぐ多素子(5個)に加え、前面にも冷却プレートを配置している点が特徴です。
前面からの冷却は、体の前面で受ける熱の影響を和らげる上で理論的に有効です。
②【独自のファン排熱システム】
ワークマン独自のWindCore技術と組み合わせることで、ペルチェ素子の排熱効率を高めている。
③【利便性と汎用性】
冷温切り替え機能や、ワークマンの他のWindCore製品との互換性など、システムとしての完成度も高い。
6. まとめ
いかがでしたでしょうか?
「ペルチェ冷却ベスト」は、体温を直接冷やすという画期的な仕組みでした。
ただし、残されている課題は多くあるように感じました。
①冷却箇所が局所的すぎる
②排熱効率が落ちると冷却効果が落ちる
※服装の選択、猛暑時の排熱の不安定さ
③冷気を送るファンが必要(動作音)
などが挙げられます。
ただ、空調服のような「風を送るだけの服」と比べると「ペルチェ冷却ベスト」は幾分マシと言えるかもしれません。
もし、「ペルチェ冷却ベスト」を買ってみようという方、3.の評価基準に注意して購入してみてください。
また、それらの評価基準を参考にAmazonに売っている中で冷却効果が高そうな商品を載せておきます。
興味のある方はご覧ください!!
☝商品はモバイルバッテリーが別売りです。下記のURLで購入可能です!
Amazonには売ってませんでした。。。
【メーカー保証付】 サンエス EXHEAT EXFROZEN 定格容量10,000mAh【モバイルバッテリー】 RD9241 – サンエス公式オンラインショップ