【投資方法】投資の組み合わせと時間とリスクについて

・個人的観点からお金持ちになるまでの時間とそれに伴うリスクの観点から投資方法をいくつか紹介します。

①とにかく老後資金が心配な方(長期間)

(1)対象投資方法は、iDeCo積立NISAを中心としたもので問題ありません。
両方ともに月々の数万円の積立を行うこととなります。
また、投資対象は下表に示すETF商品となります。
どこでも同じ商品が紹介されていますが、やはり低リスクでリターンを狙うと以下の2つが対象となります。

(2)時間については、以下にシミュレーションを示します。
15年間、月に3万円年利(利回り/年)オルカンの4.0%S&P500の5.0%で比較しました。
また、シミュレーションサイトは金融庁のものを使用しました。
リンクを張っておきますので、気なる方はご自身で確かめてみてください。
資産運用シミュレーション : 金融庁 (fsa.go.jp)

月々3万円で15年間運用すれば、iDeCoの税金控除も併せて十分な老後資金を得ることが出来るでしょう。

(3)リスクについては、投資の失敗による元本割れの危険度について考えます。
まず、第一にiDeCo積立NISAは、月々の定額購入のため、株式の購入金額が平均化されます。
株価が上がった時も下がった時も定額で購入し続けるので、平準化(平均化)され、高値掴みによる損失を軽減できます。
また、上記の2種類のETFは分配金(配当金のようなもの)の税金も掛からず、利益確定時も非課税のため世界が経済成長し続ける限り、損することは限りなくゼロに近いです。

一番低リスクで株の運用に関する知識も少なく済む方法といえます。

②老後も気になるが、近い将来のお金も必要な方(中期間)

(1)対象投資方法は、つみたて投資成長投資を中心としたものを考えます。
つみたて投資は、先ほどの長期投資で説明した通りとなります。
成長投資は、失敗する可能性が少なからずありますので、失敗しにくい長期投資との併用となります。

成長投資では、上記に示すだけでも多くの企業へ投資可能となっています。
また、どのようにしてお金を増やしていくかの戦略で購入株が大きく変わります
一般株の株価上昇を見込む(キャピタルゲイン)方法高配当での配当金の積み上げを見込む(インカムゲイン)方法
さらに、日本株限定ですが、株主優待株を多く保有して日々の生活費を補填する方法が挙げられます。

成長投資は、積立と異なり好きなタイミングで買って売ることになりますので、上手くいけば利益を伸ばせます。
ただし、それぞれの方法にはそれなりの知識が必要であり、配当や優待を貰ってもトータルで損する可能性はあります。
なるべく、損失を出さないようにするために慎重に購入株を選定する必要があります。
まずは、買ってはいけない銘柄(企業成長していない、将来性がない)を選ばないことが重要です。

(2)時間については、積立については①に示す通りです。
成長投資については、株の売買に成功するかどうかで大きく左右されます。
積立に比べて、短期でお金増やせるメリットがある代わりに、失敗するとマイナスになるリスクもあります。
それぞれの投資方法における、優良株をきちんと選定する必要があるため、調査が必須となります。

(3)リスクについては、積立のリスクはほとんどありません。
成長投資に際して、いかに優良企業を選択できるかとなります。
ただし、積立も同時並行で行っているため、成長投資で失敗しても全資産を失うことはありません

③老後よりも、今すぐにお金が必要な方(短期間)

(1)対象投資方法は、成長投資一択となります。
iDeCoやつみたて投資はローリスクである代わりに1年程度ではほとんど利益は出ません。
すぐに利益を得るためには、成長投資のみとする必要があります。
※この方法は推奨はしません。完全にギャンブルとなるためです。

数か月~1年の間で大きく利益を得るためには、大きくリスクを取る必要があります。
これらの商品は、株価が下がる場合も損失が2倍、3倍となります。
また、損失が大きく出た後に損失を消して利益に転じるためには、大きな上昇が必要となり、勝ちにくくなっています
そのため、相場の読みやすい時に入れるか、段階分けして資金を投入する技術が必要となります。

(2)時間については、積立とは桁違いに早くはなります。
ただし、損失もより早く、大きくなりますので、勝ち続けられれば短期間に大きく利益を出すことが出来ます。

(3)リスクについては、とても大きいです。
利益を得るメリット損失を被るデメリットは、後者のデメリットの方が大きくなります
そのため、相場の読みやすい必ず勝てるというタイミングで少額ずつ投資するといった方法を考える必要があります。
必ず余剰資金のみで行うようにしてください。
基本的に相場は読めないものですので、完全なギャンブルという認識で行ってください

④さいごに

今回は、3通りの投資方法について考察してみました。
実際には、株式のほかに債券やコモディティ(金、小麦、石油)等も投資が可能となります。
世界情勢によって株式、債券、コモディティの強気相場、弱気相場が変わります
そのため、ギャンブル的に投資を試みるよりも、世界情勢との関係を勉強してより安全に投資する方が良いでしょう
これから、私も勉強していく予定ですので、情報発信をしていきたいと思います。

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