【新NISA銘柄選び】初心者におすすめの投資信託3選!失敗しない選び方のポイントも解説

【新NISA銘柄選び】初心者におすすめの投資信託3選!失敗しない選び方のポイントも解説

SBI証券や楽天証券で新NISAの口座開設、本当にお疲れ様でした!

「新NISAの始め方5ステップ」や「証券会社比較」の記事を読んで、無事に資産形成のスタートラインに立ったあなた。
でもきっと今、こんな風に思っていませんか?

「口座は作ったけど、いったい何を買えばいいの…?」

その気持ち、痛いほど分かります。
無数にある商品の中からたった一つを選ぶなんて、まるで砂漠でダイヤを探すような気分になりますよね。

でも、もう大丈夫。
この記事を読めば、投資初心者のあなたが最初に買うべき商品が明確になり、自信を持って新NISAの第一歩を踏み出せます。

結論:初心者はこの2択でOK!

先にこの記事の結論からお伝えします。もしあなたが銘柄選びで迷っているなら、
「全世界株式」「米国株式(S&P500)」
に連動する手数料の安いインデックスファンドを選べば、まず間違いありません。

この記事では、その理由と、具体的なおすすめ銘柄をどこよりも分かりやすく解説していきますね。

失敗しない投資信託選び「3つの鉄則」

数ある投資信託の中から、将来後悔しないための商品を選ぶには、たった3つのポイントを押さえるだけでOKです。

1投資対象(何に投資しているか?)

全世界の株なのか、アメリカの株なのか。
自分が応援したい、成長を期待したい地域に投資するファンドを選びましょう。
初心者はとにかく広く分散されているものを選ぶのがセオリーです。

2信託報酬(手数料は安いか?)

信託報酬は、投資信託を持っている間、毎日ずっと払い続ける隠れコストです。
たった0.1%の違いでも、10年、20年と経つうちにリターンに大きな差を生みます。
目安として0.2%以下のものを選ぶようにしましょう。

3純資産総額(人気と安定性はあるか?)

その投資信託にどれだけのお金が集まっているかを示す金額です。
これが大きいほど、多くの投資家から支持されている人気のファンドと言えます。
純資産総額が右肩上がりに増えているファンドは、安定した運用が期待でき、安心して長期投資を続けやすいです。

【本題】凡人会社員におすすめの投資信託3選

3つの鉄則を踏まえ、投資初心者の方に心からおすすめできる具体的な銘柄を3つご紹介します。

おすすめ① eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

「オルカン」の愛称で親しまれ、人気・実績ともにNo.1と言っても過言ではない王道のファンドです。
これ1本で全世界の約3,000銘柄にまるごと分散投資
ができます。
世界経済の成長を、そのまま自分の資産形成に活かせるのが最大の魅力です。

【こんな人におすすめ!】
✅ とにかく銘柄選びで悩みたくない、失敗したくない人
✅ 今後どの国が成長するか予測できないと思う人
✅ 「世界全体に賭ける」という考え方に共感できる人

おすすめ② eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

Apple、Microsoft、Amazonなど、世界を代表するトップ企業が集まるアメリカ経済の成長に期待するファンドです。
過去のリターンでは、全世界株式を上回る素晴らしい実績を上げてきました。

【こんな人におすすめ!】
✅ 世界経済の中心は、これからもアメリカだと思う人
✅ 全世界よりも、少し高いリターンを狙いたい人
✅ GAFAMなど、普段利用する企業の成長を応援したい人

おすすめ③ 楽天・S&P500 / SBI・V・S&P500

基本的な投資先は②と同じS&P500ですが、楽天証券やSBI証券が独自に提供しているファンドです。
eMAXIS Slimシリーズとしのぎを削る業界最安水準の信託報酬が魅力で、0.01%でもコストにこだわりたい方から絶大な支持を得ています。

【こんな人におすすめ!】
✅ とにかく手数料を極限まで抑えたい人
✅ 楽天ポイントやVポイントを効率よく貯めたい人

【衝撃】月3万円積立の10年後の姿

「でも、実際どれくらい増えるの?」と思いますよね。
そこで、もし10年前からおすすめの「全世界株式」と「米国株式」に毎月3万円ずつ積立投資をしていたら、今ごろ資産がいくらになっていたかをシミュレーションしたグラフをご覧ください。

運営者アイコン
これは複利の力を実感できる、とてもパワフルなデータです!
もちろん未来を保証するものではありませんが、コツコツ続けることの重要性が一目でわかりますよ。
毎月3万円・10年間積立シミュレーション
総投資額 360万円 の軌跡
全世界株式 (オルカン) の場合
約40万
(元本36万)
1年
約88万
(元本72万)
2年
約145万
(元本108万)
3年
約200万
(元本144万)
4年
約260万
(元本180万)
5年
約340万
(元本216万)
6年
約440万
(元本252万)
7年
約520万
(元本288万)
8年
約620万
(元本324万)
9年
約710万
(元本360万)
10年
利益
元本

投資元本: 360万円

10年後の評価額: 約710万円

評価益: +約350万円

米国株式 (S&P500) の場合
約41万
(元本36万)
1年
約92万
(元本72万)
2年
約155万
(元本108万)
3年
約215万
(元本144万)
4年
約280万
(元本180万)
5年
約380万
(元本216万)
6年
約500万
(元本252万)
7年
約570万
(元本288万)
8年
約720万
(元本324万)
9年
約850万
(元本360万)
10年
利益
元本

投資元本: 360万円

10年後の評価額: 約850万円

評価益: +約490万円

※上記は、各指数(全世界株式:MSCI ACWI、米国株式:S&P500)の過去10年間(2014年〜2023年末)の円建て年次リターンを基に、毎月3万円を積立投資したと仮定した概算シミュレーションです。信託報酬等のコストは考慮しておらず、将来の成果を保証するものではありません。

いかがでしょうか。
コツコツ3万円を積み立てた結果、元本の360万円が全世界株式では約710万円(+350万円)米国株式では約850万円(+490万円)にまで成長する可能性があったのです。
特に後半になるにつれて、利益が利益を生む「複利の効果」で資産の増え方が加速しているのが分かりますね。

銘柄選びのよくある質問 (Q&A)

1つの銘柄にだけ投資しても大丈夫?

はい、全く問題ありません。
今回ご紹介した「全世界株式」や「S&P500」の投資信託は、それ自体が何百、何千という銘柄に分散されています。
初心者のうちは、まずは1本に絞って積立を続けるのが、管理もしやすくおすすめです。

いつ買えばいいの?タイミングは?

タイミングは一切気にする必要はありません。
毎月決まった日に定額を買い付ける「積立投資」では、価格が高い日も安い日も淡々と買い続けることで、購入単価が平均化されます(ドルコスト平均法)。
タイミングを計ろうとすると、かえって買い時を逃しがちです。
思い立った「今」が始め時です。

結局、どれが一番いいの?

正直なところ、10年後、20年後にどれが一番リターンが高いかは誰にも分かりません。
シミュレーションでは米国株式が圧勝でしたが、次の10年も同じとは限りません。
大切なのは、「どちらが儲かるか」を当てることよりも、「自分が納得して長く続けられるか」です。
直感で「これだ!」と思ったものを選び、まずは月々5,000円からでも第一歩を踏み出してみましょう。

まとめ:さあ、積立設定を始めよう!

銘柄選びは、資産形成の最初の関門ですが、ポイントさえ押さえれば決して難しいものではありません。

大切なのは、完璧な正解を探すことではなく、納得のいく一本を選んで、一日でも早く「積立をスタートさせる」ことです。

この記事が、あなたの力強い一歩となれば幸いです。
さっそく証券口座にログインして、今回紹介した銘柄の名前を検索し、積立設定を完了させてしまいましょう!

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本記事は、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクが伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。また、アフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介している場合があります。

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