【2025年最新】新NISA成長投資枠で狙う高配当株・株主優待おすすめ銘柄10選!

【2025年最新】新NISA成長投資枠で狙う高配当株・株主優待おすすめ銘柄10選!

新NISAの口座開設、そして「つみたて投資枠」での積立設定、本当にお疲れ様でした!
これで将来に向けた資産形成の第一歩は完璧です。

しかし、多くの方が次にこう考えているのではないでしょうか?

  • 「つみたて設定は終わったけど、年間240万円も使える『成長投資枠』は何を買えばいいんだろう…?」
  • 「投資信託だけじゃなく、個別企業の株にも挑戦してみたい!」
  • 「どうせなら、配当金や株主優待をもらって、投資をもっと楽しみたい!」

もし一つでも当てはまったなら、この記事があなたの悩みを解決します。

この記事では、新NISAの成長投資枠を最大限に活用するための「高配当株・株主優待銘柄の選び方の鉄則」から、現在の市況を踏まえて厳選した「おすすめ優良銘柄10選」まで、どこよりも分かりやすく解説します。

さあ、一緒に「投資を楽しみながら資産を育てる」次のステップへ進みましょう!

目 次

まずは基本!新NISA「成長投資枠」とは?

すでにご存知の方も多いと思いますが、まずはおさらいです。成長投資枠は、つみたて投資枠と違い、投資信託だけでなく個別企業の株(上場株式)を買える自由度の高い枠です。

項目 つみたて投資枠 成長投資枠
年間投資上限額 120万円 240万円
生涯非課税保有限度額 合計1,800万円(うち成長投資枠は最大1,200万円)
対象商品 金融庁が選んだ投資信託など 上場株式、投資信託など
役割 資産形成の「土台」を作る守りの投資 +αの楽しみを狙う攻めの投資

この枠で個別株に投資する最大の魅力は以下の3つです。

魅力①:配当金がまるまる非課税に!
通常約20%かかる税金がゼロになり、手取りが大きく増えます。

魅力②:株主優待が楽しめる!
企業の製品やサービス、金券などがもらえ、生活の満足度が上がります。

魅力③:株価の値上がり益ももちろん非課税!
売却したときの利益にも税金はかかりません。

【完全版】新NISAの始め方5ステップ!

「新NISAの制度について、もっと詳しく知りたい!」という方は、こちらの記事で基礎から復習できます。

【最重要】高配当・優待株を選ぶ3つの鉄則

いよいよ銘柄紹介!…と行きたいところですが、その前に最も重要な「銘柄選びの基準」を共有します。
この3つの鉄則を知っているだけで、投資の失敗確率をぐっと下げることができます。

1配当利回りだけじゃない!「安定性」と「増配実績」

「配当利回り5%!」といった数字は非常に魅力的ですが、その数字だけに飛びつくのは危険です。
見るべきは、「安定して配当を出し続けているか」「年々、配当を増やしてくれているか(増配)」です。

「連続増配」「累進配当(減配しない宣言)」を掲げている企業は、株主への還元意識が高く、業績も安定している優良企業の証です。

2優待内容は「本当に自分が使える、嬉しいか」で判断する

株主優待は、QUOカードのような金券から、自社製品、割引券まで多種多様です。
ここで大切なのは、「自分や家族のライフスタイルに合っているか」という視点です。

また、優待をもらうために「100株以上の保有」「1年以上の継続保有」といった条件がある場合も多いので、必ず確認しましょう。

3企業の「業績」と「財務健全性」を最低限チェックする

配当や優待の原資は、当然ながら企業の利益です。
その企業がしっかり儲かっているか、倒産リスクが低いかは最低限チェックしましょう。
初心者の方は「売上高が右肩上がりか」「自己資本比率が40%以上あるか」の2点を見るだけでも十分です。

【2025年版】新NISAで買いたい!おすすめ高配当・優待銘柄10選

上記の3つの鉄則を踏まえ、現在の日本市場で特に人気と実力を兼ね備えた10銘柄を、「安定高配当」「バランス型」「優待特化型」の3つのカテゴリに分けてご紹介します。

【※重要:免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨・勧誘するものではありません。株価や配当、優待内容は変動する可能性があります。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任でお願いいたします。

カテゴリ1:王道の安定高配当株【3選】

長期にわたり安定した収益基盤を持ち、株主還元に積極的な、ポートフォリオの「核」となる銘柄です。

【9432】日本電信電話(NTT)

キャッチコピー:日本の通信インフラを支える、"défenseive"銘柄の絶対的王者
圧倒的な事業の安定感と、減配リスクが低い「累進配当」を宣言しているのが魅力。
1株100円台と少額から投資できるため、新NISA初心者の一歩目に最適です。

株価(目安)160円
最低投資金額(100株)16,000円
配当利回り約3.32%
株主優待dポイント(※2年以上の継続保有が必要)
必要株数100株(16,000円)
ここに注意:大きな株価上昇は期待しにくい反面、大暴落もしにくい銘柄です。資産を「守りながら増やす」意識で持つのがおすすめです。

【8058】三菱商事

キャッチコピー:「ラーメンからロケットまで」手掛ける、日本最強の総合商社
事業が多角化されているため業績が安定しており、「累進配当」を掲げ長期で増配中。
ウォーレン・バフェットが投資したことでも有名です。

株価(目安)3,421円
最低投資金額(100株)342,100円
配当利回り約3.22%
株主優待なし
必要株数
ここに注意:事業がグローバルなため、世界経済の動向や為替、資源価格の変動に株価が影響されやすい側面があります。

【8593】三菱HCキャピタル

キャッチコピー:25年以上も配当を増やし続ける「連続増配キング」
26期連続増配(予定)という驚異的な実績が光ります。
リース事業が主体で業績が安定しており、10万円程度から投資できる手頃さも魅力です。

株価(目安)1,210円
最低投資金額(100株)121,000円
配当利回り約3.72%
株主優待なし
必要株数
ここに注意:金融市場の変動(特に金利の上昇)は、リース業界にとってコスト増に繋がる可能性があるため、今後の金融政策のニュースには注目です。

カテゴリ2:配当も優待も!二刀流のバランス型銘柄【3選】

高い配当利回りに加え、生活を豊かにしてくれる魅力的な株主優待も提供している、一度で二度おいしい銘柄です。

【9433】KDDI

キャッチコピー:高配当&優待が魅力!通信キャリアの優等生
20期以上の連続増配を誇る安定性に加え、株主優待で人気の「カタログギフト」がもらえます(※1年以上の継続保有が必要)。

株価(目安)2,580円
最低投資金額(100株)258,000円
配当利回り約3.10%
株主優待カタログギフト(※1年以上:2,000円相当、5年以上:3,000円相当)
必要株数200株(516,000円)
ここに注意:政府による携帯料金の値下げ圧力が、業績に影響を与える可能性があります。
ただし、同社は多様な事業でリスク分散を図っています。

【8267】イオン

キャッチコピー:毎日の買い物が超お得に!主婦(夫)の最強の味方
株主優待「オーナーズカード」で、イオン系列での買い物金額が3%〜キャッシュバックされます。
普段からイオングループを利用するなら必須級の1枚です。

株価(目安)1,764円
最低投資金額(100株)176,400円
配当利回り約0.77%
株主優待オーナーズカード(イオンラウンジ会員、〇%キャッシュバック等)
必要株数100株(176,400円)
ここに注意:配当利回り自体はそれほど高くありません。
優待を最大限に活用することで真価を発揮する「優待メイン」の銘柄と考えるのが良いでしょう。

【3003】ヒューリック

キャッチコピー:都心の一等地を多数保有!優待は豪華カタログギフト
東京23区の駅近不動産が収益の柱。
300株保有で3,000円相当のカタログギフトがもらえ、選べる商品の質が高いと評判です。

株価(目安)1,580円
最低投資金額(100株)158,000円
配当利回り約3.62%
株主優待カタログギフト(2年以上:6,000円相当)
必要株数300株(474,000円)
ここに注意:優待をもらうには300株の保有が必要です。
最低投資金額が他の銘柄より高くなる点に注意しましょう。

カテゴリ3:優待 or 配当特化型銘柄【4選】

配当はそこそこでも、それ以上に魅力的な株主優待で日々の生活を楽しく、お得にしてくれる銘柄たちです。

【2914】日本たばこ産業(JT)

キャッチコピー:配当利回り5%に迫る!日本を代表する高配当モンスター
国内株トップクラスの配当利回りが最大の魅力。
独占的な事業で安定した収益を上げています。
※株主優待は廃止され、配当に一本化されました。

株価(目安)4,700円
最低投資金額(100株)470,000円
配当利回り約4.44%
株主優待なし
必要株数
ここに注意:世界的な健康志向(ESG投資)の流れや、連続増配がストップしている点には注意が必要です。

【5020】ENEOSホールディングス

キャッチコピー:ガソリン代が高い今こそ注目!エネルギー業界の巨人
原油価格などを背景に高い配当利回りを維持。
景気が良くなると業績が上向く傾向があります。
※株主優待は現在ありません。

株価(目安)905円
最低投資金額(100株)90,500円
配当利回り約3.31%
株主優待なし
必要株数
ここに注意:原油価格や為替の動向に業績が大きく左右されます。
株価の変動(ボラティリティ)が他の安定株に比べて大きい傾向があります。

【3197】すかいらーくホールディングス

キャッチコピー:ガストやバーミヤンで使える!
外食好きにはたまらない優待

全国のグループ店舗で使える食事割引カードがもらえます。
利用できる店舗数が非常に多く、使い勝手は抜群です。

株価(目安)2,980円
最低投資金額(100株)298,000円
配当利回り約0.67%
株主優待食事割引カード(100株以上:年間4,000円分の電子食事券)
必要株数100株以上(298,000円)
ここに注意:配当利回りは低いため、完全に優待目的の投資となります。
また、原材料価格の高騰や人件費の上昇が経営の課題です。

【9831】ヤマダホールディングス

キャッチコピー:家電だけじゃない!日用品にも使える万能割引券
ヤマダデンキで使える割引券がもらえます。
数万円から株主になれる手軽さと、投資金額に対する優待の価値(優待利回り)の高さが魅力です。

株価(目安)471円
最低投資金額(100株)47,100円
配当利回り約3.61%
株主優待割引券(100株以上:年間2,000円分)
必要株数100株以上(47,100円)
ここに注意:ネット通販との競争が激しく、家電量販店業界は厳しい環境にあります。
優待内容が変更されるリスクもゼロではありません。

【画像で解説】成長投資枠で個別株を買う手順

気になる銘柄は見つかりましたか?
実際に株を買う方法は、投資信託の積立設定よりも簡単です。
基本は以下の4ステップです。

  1. 証券口座にログインし、買いたい銘柄を検索する
  2. 取引画面で「NISA(成長投資枠)」を選択する(※最重要!)
  3. 株数と価格(成行 or 指値)を入力する
  4. 注文内容を確認し、発注完了!

証券会社のスマホアプリを使えば、これらの操作が数分で完了します。
ぜひ、まずは1つの銘柄から挑戦してみてください。

【画像20枚で解説】SBI・楽天証券で新NISAの積立設定をする全手順!

「そもそも積立設定のやり方も不安…」という方は、こちらの記事で画像付きで詳しく解説していますので、ご安心ください。

個別株投資を始める前の重要注意点

11つの銘柄への集中投資は避ける

どんな優良企業でも、予期せぬことで株価が暴落するリスクはあります。
成長投資枠では、異なる業種の銘柄を3〜5つ程度に分散するのが、リスクを抑えるための鉄則です。

【新NISA銘柄選び】初心者におすすめの投資信託3選!

資産形成の土台となる「つみたて投資枠」では、全世界株式などの投資信託でしっかり分散しましょう。

2配当金の受取方法は「株式数比例配分方式」に!

これは非常に重要です!
証券口座での配当金の受取方法がこの方式でないと、せっかくNISA口座で買っても配当金に約20%の税金がかかってしまいます。
必ず証券口座の「お客様情報設定」といったメニューから、現在の設定を確認・変更しましょう。

3元本保証ではない!株価下落リスクを理解する

銀行預金と違い、株式投資には元本保証がありません。
しかし、短期的な株価の上下に一喜一憂する必要はありません。
自分が「応援したい」と思える優良企業の株を、配当や優待を楽しみながら長期で保有し続けること
が、新NISAの成功の秘訣です。

【新NISA出口戦略の完全ガイド】いつ売るのが正解?

買うことだけでなく、将来の「売り方」まで考えておくと、より安心して投資を続けられます。

まとめ:さあ、気になる銘柄を調べてみよう!

今回は、新NISAの成長投資枠を活用した高配当・優待株投資について解説しました。

  • 成長投資枠は、配当・優待で投資を楽しみながら資産を増やすのに最適!
  • 銘柄選びは「安定性」「優待内容」「業績」の3つの鉄則を忘れずに!
  • 今回紹介した10銘柄を参考に、まずは自分が「欲しい!」「応援したい!」と思える1銘柄から少額で始めてみよう!

「つみたて投資」という資産形成の幹を育てながら、「高配当・優待投資」という果実を毎年収穫する。新NISAを使えば、そんな理想的な資産運用が可能です。

【新NISA口座開設】SBI証券 vs 楽天証券!

「どの証券会社がいいの?」と迷ったら、こちらの比較記事がおすすめです。

あなたのNISAライフが、より豊かで楽しいものになることを心から応援しています!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA