【2026年版】配当金の確定申告|申告不要・総合課税・申告分離「どれが得?」1分判定

【2026年版】配当金の確定申告 完全攻略|申告不要/総合課税/申告分離「結局どれが得?」を1分判定+早見表+手順で解決
税制・扱いは更新される可能性があります最終判断は国税庁・自治体・所轄税務署・税理士等で確認

【2026年版】配当金の確定申告 完全攻略
申告不要/総合課税/申告分離「結局どれが得?」

配当金は、「申告しない(申告不要)」でもOKなケースが多い一方、
「総合課税」で配当控除を使った方が得だったり、「申告分離」で損益通算できて得だったりします。
ただし、いちど申告すると住民税や保険料に影響する可能性もあるので、闇雲に申告するのは危険です。
このページは、国税庁の一次情報をベースに「あなたの最適解」を最短で決めます。

1分判定つき 早見表で即決 手順を最短化

3行結論(ここだけ読めばOK)

  • 上場株式等の配当は、「申告しない(申告不要制度)」を選べるケースがある(ただし例外あり)。
  • 配当控除を使えるのは「総合課税で申告した配当所得」に限られます(外国株配当などは対象外のものがあります)。
  • 株の損と配当を損益通算できるのは原則「申告分離課税を選択した配当」(条件あり)。
迷ったら:判定 → 早見表 → 手順 → 落とし穴 → FAQ

この記事で分かること

  • あなたは申告不要でOKか/申告した方が得か(1分判定)
  • 3つの選択肢:申告不要総合課税申告分離の違い
  • 早見表で「どれを選ぶべきか」を固定(迷いゼロ)
  • 最短手順:特定口座年間取引報告書を使ってe-Taxで終わらせる
  • 落とし穴:申告すると住民税や保険料に影響する可能性(課税方式の扱い含む)

目 次

まず「3つの選択肢」を固定(ここがズレると全てズレる)

配当金の確定申告は、主に次の3つ。
国税庁も「上場株式等の配当等」について、確定申告をする/しない、申告するなら総合課税/申告分離課税という整理で示しています。

用語ミニ辞典(超重要)

申告不要制度(申告しない)

上場株式等の配当等は、条件を満たせば「確定申告をしない(申告不要制度)」を選べる整理があります(例外あり)。

総合課税(申告する)

他の所得と合算して累進税率で課税。配当控除は原則「総合課税で申告した配当所得」に限られます。

申告分離課税(申告する)

上場株式等の配当等は、総合課税によらず申告分離課税を選択できる整理があります(全額選択が必要等のルールあり)。

損益通算(重要)

上場株式等の譲渡損失は、確定申告により、一定の配当所得と損益通算できる(条件あり)と国税庁が説明しています。

参照(一次情報):
・国税庁 No.1331「上場株式等の配当等に係る申告分離課税制度」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1331.htm
・国税庁 No.1250「配当控除」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1250.htm
・国税庁 No.1474「上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1474.htm
・国税庁 No.1330「配当金を受け取ったとき(配当所得)」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1330.htm

次は「あなたはどれを選ぶと得か」を1分で判定

1分判定:あなたの「最適解」は申告不要?総合課税?申告分離?

配当の最適解は、だいたい「配当控除で得するか」「損益通算したいか」で決まります。
まずはここを確定しましょう(※簡易判定。最終はあなたの所得・控除・配当の種類で変わります)。

回答済み:0 / 5

Q1. 今年、上場株式等の売却で「損」が出ていますか?(損益通算したい) 国税庁は、上場株式等の譲渡損失は確定申告により、一定の配当所得と損益通算できると説明しています(条件あり)。
Q2. あなたは「所得が低め」で、配当控除が効く可能性がありますか? 配当控除は原則「総合課税で申告した配当所得」に限られます(対象外の配当もあります)。
Q3. 住民税・国保・各種給付の判定に影響が出ると困りますか? 所得税で申告すると、住民税でも所得に算入される旨の注意が自治体案内等にあります(課税方式の扱いに注意)。
Q4. 配当の中心は「日本株(国内法人)」ですか? 配当控除の対象は一定の配当所得で、外国法人からの配当等は対象外とされる説明があります。
Q5. とにかく「手間ゼロ(なるべく申告したくない)」ですか? 申告すると最適化できる一方、住民税等への影響もあり得るため、最初に方針を決めるのが安全です。
次は 早見表で「あなたの結論」を固定

早見表:申告不要/総合課税/申告分離「あなたはどれ?」

国税庁の整理(上場株式等の配当等)では、申告する/しないと、申告するなら総合課税/申告分離という選択になります。
ここで「結論」を固定してください。

配当金:3つの選択肢のざっくり結論(上場株式等の配当等)
選択肢 得しやすい人 強み 注意点(落とし穴)
申告不要
基本形
迷っている人の安全策
(とくに住民税・保険料に影響を出したくない人)
手間ゼロで完結しやすい。
申告しない前提なら、住民税等の影響リスクを増やしにくい(※個別に確認)。
損益通算できない
配当控除も使えない整理。
総合課税
配当控除
所得が高くなく、配当控除で得する可能性がある人 配当控除が使える(対象の配当所得に限る)。 他の所得と合算(累進)
配当控除は、対象外の配当もある(例:外国法人の配当等は対象外とされる説明)。
申告分離
損益通算
上場株式等の売却で損があり、配当と損益通算したい人 国税庁は、上場株式等の譲渡損失は確定申告により、申告分離を選択した配当所得等と損益通算できると説明。 配当控除は使えない整理。
申告すると住民税・保険料に影響する可能性(自治体案内等で注意喚起)。
税率・制度の根拠(一次情報)

国税庁(No.1331)では、上場株式等の配当等について、申告分離課税を選択した場合の税率として 所得税15.315%地方税5%等の整理が示されています。
※あなたの配当が「上場株式等の配当等」に該当するか、例外(大口株主等など)に当たらないかは国税庁(No.1330)も参照してください。

次はいよいよ 最短手順(迷わず終わらせる)

今すぐやること:最短7ステップ(申告する/しないを確定→迷いゼロ)

配当の確定申告で一番ありがちな失敗は、「よく分からないまま、とりあえず申告」です。
まずは「あなたの結論(申告不要/総合/分離)」を決めて、必要なら最短で提出まで終わらせます。

1

配当の種類を確認(上場株式等?例外?)

国税庁は、上場株式等の配当等は申告分離や申告不要を選べる整理がある一方、大口株主等が受ける配当などは総合課税になる旨の説明があります。まずここを確認。

2

「申告する/しない」を先に決める(1分判定→早見表)

迷うなら、このページの判定→早見表で固定。
損益通算したいなら申告分離寄り、配当控除で得なら総合課税寄り、影響を出したくないなら申告不要寄りが基本です。

3

必要書類は「これだけ」

特定口座年間取引報告書(証券会社)
・源泉徴収票(給与/年金がある人)
・控除証明(保険料、医療費、ふるさと納税など該当する分だけ)
※配当の最適化は「全部盛り」より、まず判断に必要な材料だけでOK。

4

申告する人:e-Tax(作成コーナー)で“概算”を作る

まずは一度、申告書を作ってみて、総合課税/申告分離で税額がどう変わるかを目で確認。
ここで「得/損」がはっきりします。

5

総合課税を選ぶ人:配当控除の対象か確認

国税庁は、配当控除は一定の配当所得について、確定申告で総合課税の適用を受けた場合に限る旨を説明しています。
外国法人から受ける配当等は対象外とされる説明もあるので、配当の中身を確認。

6

申告分離を選ぶ人:損益通算/繰越控除の条件を確認

国税庁は、上場株式等に係る譲渡損失は、確定申告により、一定の配当所得(申告分離課税を選択したものに限る旨の記載あり)と損益通算できると説明しています。
翌年以後の繰越控除も、確定申告が要件になるため、忘れずに。

7

最後に:住民税・保険料への影響に注意(2024年度以降の扱い)

自治体の案内では、上場株式等の配当所得等について、所得税と住民税で異なる課税方式を選べた仕組みが、一定年度以降「統一」された旨の説明があります。
そのため、所得税で申告すると住民税でも所得に算入され、扶養判定や保険料等に影響する可能性がある点は要チェックです。

次は「損するパターン」を3つだけ潰します

落とし穴:配当金の確定申告で“損”する典型3つ

落とし穴1:損益通算したいのに「申告不要」にしてしまう

上場株式等の譲渡損失と配当の損益通算は、国税庁の説明では「申告分離課税を選択した配当所得」に限る旨の記載があります。
つまり、損益通算が目的なら申告不要は相性が悪いことがあります。

落とし穴2:配当控除が欲しいのに「申告分離」にしてしまう

国税庁は、配当控除は総合課税の適用を受けた配当所得に限る旨を説明しています。
配当控除狙いなら、最初に配当の種類(対象/対象外)も含めて確認してください。

落とし穴3:申告して「住民税・国保・扶養」に影響が出て後悔する

自治体の案内では、上場株式等の配当所得等について、所得税と住民税の課税方式の扱いが統一され、所得税で申告すると住民税でも所得に算入され得る点が説明されています。
影響が出ると困る人は、申告の前に必ず確認しましょう。

仕上げ:よくある質問で“詰まり”を解消

よくある質問(短く・迷わない回答)

配当金って「申告しなくていい」って本当?
上場株式等の配当等について、国税庁は「確定申告をしない(申告不要制度適用)」という整理を示しています(ただし例外や条件があります)。
まずは国税庁(No.1331、No.1330)で「あなたの配当がどれに当たるか」を確認してください。
配当控除は誰でも使える?米国株配当もOK?
国税庁は、配当控除は一定の配当所得について「確定申告で総合課税の適用を受けた配当所得」に限る旨を説明しています。
また、外国法人から受ける配当等は対象外とされる説明もあります(詳しくは国税庁 No.1250 を参照)。
株の損と配当を相殺したい。どうすれば?
国税庁は、上場株式等の譲渡損失は、確定申告により、一定の配当所得と損益通算できると説明しています。
その際、上場株式等の配当所得については「申告分離課税を選択したものに限る」旨の記載があります(国税庁 No.1474)。
申告すると扶養や保険料に影響する?
自治体の案内では、上場株式等の配当所得等について、所得税と住民税の課税方式の扱いが統一され、所得税で申告すると住民税でも所得に算入され得る点が説明されています。
その結果、扶養判定、非課税判定、国保・介護保険料等に影響が出る可能性があるため注意してください(自治体案内等の該当ページを参照)。
大口株主とか例外って何?
国税庁は、大口株主等が支払いを受ける上場株式等の配当等や、上場株式等以外の配当等については、総合課税の対象となる旨を説明しています。
あなたの配当が例外に当たるかは、国税庁 No.1330 を起点に確認してください。
更新情報 / 参照元(一次情報中心)
最終更新:2026-03-03
  • 国税庁:No.1331 上場株式等の配当等に係る申告分離課税制度 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1331.htm
  • 国税庁:No.1250 配当控除 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1250.htm
  • 国税庁:No.1474 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1474.htm
  • 国税庁:No.1330 配当所得(例外:大口株主等の扱い等) https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1330.htm
  • 自治体案内(例):課税方式の扱い(所得税と住民税の扱い統一に関する説明) https://www.city.kanuma.tochigi.jp/0089/info-0000009352-0.html
  • 自治体案内(例):同趣旨の注意喚起 https://www.city.kadoma.osaka.jp/kurashi/zeikin/4/2/25791.html
もう一度:配当控除=総合課税損益通算=申告分離、迷うなら申告不要から

まとめ:配当金の確定申告は「目的」で決まる

配当金の確定申告は、「申告不要」が安全な基本形になりやすい一方、
配当控除を狙うなら総合課税損益通算を狙うなら申告分離という形で最適解が変わります。
ただし、申告すると住民税・保険料等へ影響する可能性があるため、最後は一次情報で確認してから決めるのが安全です。

  • 配当控除は原則総合課税で申告した配当所得のみ(国税庁 No.1250)
  • 損益通算は原則申告分離課税を選択した配当が前提の記載(国税庁 No.1474)
  • 例外(大口株主等)では総合課税になる説明(国税庁 No.1330)
  • 申告すると住民税・保険料等へ影響する可能性(自治体案内等)
  • 迷ったら:1分判定 → 早見表 → 手順

【免責事項】本記事は一般的な情報提供を目的としています。配当の種類(国内/外国/投信等)、大口株主等の該当、申告要否、税額、住民税・保険料への影響は個別事情で変わります。最新の国税庁・自治体・所轄税務署の案内、および税理士等の専門家にご確認ください。

次にやること:
1分判定 → 早見表 → 手順
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