【2026年版】特定口座「年間取引報告書」の見方 完全ガイド
この4つの数字だけで「確定申告いる/いらない」と損益通算が1分で分かる
年間取引報告書は、「株の税金で詰む人が最後にぶつかる書類」です。
でも実は、最初に見るのは4つの数字だけ。
譲渡の対価(売った合計) → 取得費/手数料 → 譲渡損益 → 源泉徴収税額
これで「利益/損失」「税金の有無」「損益通算の必要性」が一気に見抜けます。
SBI証券・楽天証券でのダウンロード手順も、この記事だけで完結させます。
この記事で分かること
- 年間取引報告書は4つの数字だけ見ればOK(まずは“判断”ができる)
- 確定申告が必要/不要の分岐が、早見表で一発
- 損益通算・繰越控除で何が得になるか、最低限わかる
- SBI証券/楽天証券でのダウンロード手順(迷子にならない)
- 最後に一次情報リンクだけ残す(ブックマーク用)
まず結論:年間取引報告書は「株の確定申告の地図」。でも“全員が申告する”わけではない
年間取引報告書は、特定口座での取引(売買・配当など)を証券会社が集計し、
「1年分の損益と源泉徴収税額」をまとめた書類です。
重要なのはここ:源泉徴収あり(特定口座)なら、必ずしも確定申告が必要とは限りません。
ただし、損益通算・繰越控除・配当との通算など「得する操作」をする人は、申告が必要になることがあります。
① まず“損益”を見る
あなたが知りたいのは、利益が出たのか/損したのか。年間取引損益(譲渡損益)に集約されます。
② 次に“税”を見る
源泉徴収ありなら、源泉徴収税額が載っています。ここで「税が引かれているか」を確認。
③ 最後に“申告の目的”を見る
申告の目的はだいたい2つ:①損益通算で税を減らす、②損失繰越で将来の税を減らす。
よくある罠
「源泉徴収あり=絶対に申告不要」ではありません。“得するために申告する”パターンが存在します。
1分チェック:見るのは「4つの数字」だけ(ここから始める)
全欄を読む必要はありません。まずはこの順番で、4つだけ拾ってください。
これで「利益/損失」「税が引かれてるか」「申告で得できるか」の入口に立てます。
- 譲渡の対価の額(収入金額):売った合計(だいたい「売却代金の総額」)。
- 取得費+譲渡に係る手数料等:原価+売買手数料(※名称は報告書の様式で多少変わります)。
- 譲渡損益(年間取引損益):利益/損失の結論。
- 源泉徴収税額:源泉徴収ありの場合に記載(引かれた税の合計)。
- 譲渡損益がプラス:税金が引かれているか(源泉徴収税額)を確認。
- 譲渡損益がマイナス:申告すれば「損益通算」や「繰越控除」で得する可能性。
- 源泉徴収税額が0:源泉徴収なし/取引なし/損失などの可能性。次はケース別へ。
【SBI証券/楽天証券】年間取引報告書のダウンロード方法(迷子ゼロ)
まずは「取得できる状態」にするのが最優先です。
UIは更新されるので、最終的には各社の公式案内に合わせてください(ボタンから飛べます)。
SBI証券(電子交付の例)
- ログイン後、「口座管理」へ
- 「取引報告書等(電子交付)」へ進む
- 「報告書および年間損益の確認」等のメニューから、年間取引報告書を表示/保存
楽天証券(電子交付の例)
- ログイン後、「電子交付」の画面へ
- 書面の種類で「特定口座年間取引報告書」を選択
- 「この条件で表示する」→「PDF表示」で保存
- 「年度」を間違えない(12/31までの取引が対象)。
- PDFが重い/開けない時は、PCで保存→スマホで閲覧が早い。
- 郵送の人でも、電子交付をONにすると検索・保存がラク(各社の案内を確認)。
早見表:4つの数字で「確定申告いる/いらない」を切り分ける
ここで迷いが消えます。
年間取引報告書は「入力の元ネタ」として国税庁の作成コーナー解説でも登場します(末尾の一次情報リンク参照)。
| あなたの状況 | まず見る数字 | 申告の要否(目安) | 次にやること |
|---|---|---|---|
| 譲渡損益がプラスで、源泉徴収税額もある 王道 |
譲渡損益 / 源泉徴収税額 | 源泉徴収ありなら「必ず申告」ではない。 ただし損益通算/控除など目的があるなら申告検討。 |
目的を決める(損益通算したい?繰越したい?)→ケース別へ |
| 譲渡損益がマイナス 得する可能性 |
譲渡損益 | 申告で「損益通算」や「損失繰越」になる可能性(要件あり)。 | 損益通算/繰越の対象か確認→最短手順へ |
| 源泉徴収税額が0 分岐 |
源泉徴収税額 | 源泉徴収なし/損失/配当なし等の可能性。 “申告しないと損”のケースもある。 |
ケース別で該当パターンへ |
| 同一年に複数口座(SBI+楽天など)で売買した 要注意 |
譲渡損益(各社) | 証券会社ごとに分かれるため、合算の判断が必要になりやすい。 | 各社の報告書を揃える→最短手順へ |
| 確定申告に「年間取引報告書の提出」は必要? よくある誤解 |
(書類提出の話) | 国税庁の案内では、確定申告書提出時に「特定口座年間取引報告書」等の第三者作成書類の提出は不要とされています。 | ただし「入力の元ネタ」として手元保管は必須→参照元へ |
- 最終判断(申告要否・課税方式)は、国税庁の案内に従ってください。
- 迷ったら「申告した方が得か?」の観点で、損益通算/繰越控除から逆算すると速いです。
今すぐやること:最短8ステップ(“読んで終わり”にしない)
年間取引報告書で詰む人がやりがちなのは、「全部を理解しようとして途中で挫折」です。
この8ステップだけやれば、必要な判断はできます。
年間取引報告書をPDF保存する(SBI/楽天)
まず「いつでも見返せる状態」に。取得方法はこのページの「取得方法」セクションでOK。
4つの数字をメモする
譲渡の対価 → 取得費/手数料 → 譲渡損益 → 源泉徴収税額。これだけで勝てます。
譲渡損益がプラス/マイナスで分岐する
プラス=「税が引かれてるか」。マイナス=「申告で得する可能性」が主戦場。
損益通算したいか?を決める
損失がある人は、他の利益(上場株式等)と通算できる可能性がある。目的がここで決まります。
繰越控除したいか?を決める
今年通算しきれない損失があるなら、繰越の検討。これも「申告する理由」になります。
複数証券会社なら、報告書を“全部”揃える
SBIと楽天など複数口座で売買した年は、各社の損益を見ないと判断ミスになります。
確定申告書等作成コーナーで入力する(迷ったら一次情報へ)
国税庁の解説では「特定口座年間取引報告書」等から収入金額などを入力する流れが示されています(記事末尾参照)。
提出書類の“誤解”だけ潰す(ここで時間が溶ける)
国税庁の案内では、確定申告書提出時に「特定口座年間取引報告書」等の提出が不要とされています(記事末尾参照)。ただし入力のために手元保管は必須です。
ケース別:あなたの年間取引報告書、ここだけ見ればOK
“よくある詰まり”を、最短で解決するための分岐です。
ケースA:譲渡損益がプラス(利益が出た)
- まず源泉徴収税額があるか確認。
- 次に「申告する目的」を決める:損益通算する?配当と通算する?
- 迷ったら国税庁の「株式の売却・配当」案内へ(記事末尾)。
ケースB:譲渡損益がマイナス(損した)
- このケースは申告で得する可能性が出やすい(損益通算/繰越)。
- 今年の利益や配当と通算したいなら、必要書類を揃えて申告へ。
- 「去年も損してる」人は繰越の分岐を確認。
ケースC:SBIと楽天、両方で売買した
- 各社の年間取引報告書を両方揃える(片方だけ見て判断するとミスる)。
- 譲渡損益・源泉徴収税額は各社ごとに出る。
- 通算や繰越をするなら、申告で合算が必要になることがある。
ケースD:申告書に添付が必要か不安
- 国税庁の案内では、「特定口座年間取引報告書」等の提出は不要とされています(記事末尾)。
- ただし、入力ミス防止のためにPDF保管は必須です。
よくある質問(短く・迷わない回答)
結局、年間取引報告書はどこを見るのが正解?
譲渡の対価(売った合計) → 取得費/手数料 → 譲渡損益(年間取引損益) → 源泉徴収税額(源泉徴収ありの人)。
これで「利益/損失」「税が引かれたか」「申告で得する余地」が見えます。
源泉徴収ありなら、確定申告は絶対に不要?
最終判断は国税庁の案内(記事末尾の一次情報)に従ってください。
確定申告で「年間取引報告書」の提出(添付)は必要?
ただし、入力の元ネタとしては必要なので、PDF保管は推奨です(一次情報は記事末尾)。
SBI/楽天で見つからない…どこ?
SBIは「口座管理 → 取引報告書等(電子交付)」、楽天は「電子交付 → 書面の種類(特定口座年間取引報告書)→ PDF表示」が公式案内として示されています(記事末尾の参照元)。
複数の証券会社で取引。どれを使う?
証券会社ごとに年間取引報告書が作られるため、片方だけ見て「利益/損失」を判断するとズレます。
まず各社の「譲渡損益」と「源泉徴収税額」を並べてください。
更新情報 / 参照元(一次情報中心)
迷ったら、まずここに戻ってください。
画面UIは変わっても、国税庁・証券会社の公式案内が最終判断の軸になります。
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国税庁:株式の売却をした方や配当等を受け取った方へ(申告が必要になる主なケースの案内)
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国税庁:確定申告書等作成コーナー(「特定口座年間取引報告書」等から入力する流れの例:PDF)
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国税庁:よくある質問(スマホ版)「特定口座年間取引報告書」等の提出について(提出不要の案内)
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SBI証券:年間取引報告書等の交付について(取得手順の案内)
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SBI証券:報告書等の電子交付(取得導線の案内)
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楽天証券:年間取引報告書について(PDF表示手順の案内)
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楽天証券:FAQ「年間取引報告書の閲覧・印刷の方法」
楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA)
投資信託や確定拠出年金、NISAなら初心者に選ばれる楽天グループの楽天証券。SPUに仲間入りし、ポイント投資で楽天市場のお買い物のポイントが+1倍!取引や残高に応じて…
- (必要なら)証券会社/会計ソフト各社の解説記事を補助資料として参照してください。最終判断は必ず国税庁・証券会社公式へ。

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