【2026年最新】会社の食事補助は非課税でいくらまで?
月7,500円に拡大された新ルールと、会社員の手取りへの影響を解説
「食事手当って、全部そのままお得なんですか?」
そこ、かなりつまずきます。
2026年4月から、会社が出す食事の非課税ルールは月3,500円 → 月7,500円に広がりました。
ただし、現金で配れば何でも非課税ではありません。
この記事では、会社員が知るべき結論を表・フロー図優先で一気に整理します。
3行結論(ここだけ読めばOK)
- 2026年4月1日以後に支給する食事から、会社負担分の非課税限度額は月7,500円になりました。
- ただし非課税になるには、「食事の価額の半分以上を従業員が負担」などの条件があります。
- つまり、会社のランチ補助は得になりやすい一方、現金の食事手当は原則課税です。
この記事で分かること
- 会社の食事補助が非課税になる条件
- 2026年4月から何が変わったのか
- 現金の食事手当は課税なのか
- 手取りが増えやすいケース
- 会社員がまず確認すべきポイント
まず結論|「食事補助は全部お得」ではありません
1分で分かる全体像
会社負担の非課税上限
月3,500円
会社負担の非課税上限
月7,500円
半分以上の自己負担など
条件つきです
いつから?
2026年4月1日以後に支給する食事からです。
上限は?
会社負担分の非課税限度額は月7,500円です。
条件は?
従業員が食事の価額の半分以上を負担します。
よくある誤解
現金の食事手当は原則課税です。そこか、です。
会社員にとっての意味
- 同じ会社負担でも、給与より食事補助のほうが手取りに残りやすい場面があります
- 特に社員食堂・チケット・弁当補助がある会社は要チェックです
ここだけ先に注意
- 「会社がランチ代くれる」だけでは足りません
- 支給方法と自己負担の割合で課税か非課税かが変わります
2026年4月に何が変わった?|変更点を先に表で見ましょう
| 項目 | 改正前 | 改正後 |
|---|---|---|
| 会社負担分の非課税上限 | 月3,500円 | 月7,500円 |
| 対象 | 会社が支給する食事 | 同じ |
| 従業員負担の条件 | 食事の価額の半分以上 | 同じ |
| 現金の食事手当 | 原則課税 | 原則課税 |
| 深夜勤務で食事を出せない場合の現金 | 1食300円以下 | 1食650円以下 |
2026年4月から変わったのは、会社負担分の非課税上限です。
月3,500円 → 月7,500円に拡大しました。
ただし、「従業員が半分以上払う」条件はそのままです。
| 比較ポイント | 改正前 | 改正後 |
|---|---|---|
| 会社負担分の非課税上限 | 月3,500円 | 月7,500円 |
| 従業員の自己負担 | 食事価額の半分以上必要 | 同じ |
| 現金の食事手当 | 原則課税 | 原則課税 |
| 深夜勤務の現金支給の例外 | 1食300円以下 | 1食650円以下 |
非課税になる条件|ここだけ押さえれば大丈夫です
判定の順番
従業員が
半分以上払う
会社負担分が
月7,500円以下
両方満たせば
非課税
| 条件 | 内容 | 初心者向けの言い換え |
|---|---|---|
| 条件1 | 従業員が食事の価額の半分以上を負担する | 会社がほぼ全部出すとアウトです |
| 条件2 | (食事の価額 − 従業員負担額)が月7,500円以下 | 会社の補助額は月7,500円までです |
| 判定単位 | 消費税・地方消費税を除いた金額で判定 | 税込でざっくり見るとズレやすいです |
食事の価額 − 従業員が払った金額 = 会社負担分
この会社負担分が月7,500円以下で、しかも従業員が半分以上負担していれば非課税です。
つまり、「上限」だけでなく「自己負担割合」も同じくらい大事です。
課税?非課税?|ケース別に一瞬で分かる早見表
| ケース | 内容 | 判定 |
|---|---|---|
| 社員食堂 | 食事価額12,000円、従業員負担6,000円、会社負担6,000円 | 非課税 |
| 弁当補助 | 食事価額15,000円、従業員負担7,500円、会社負担7,500円 | 非課税 |
| 会社が多く負担 | 食事価額15,000円、従業員負担6,000円、会社負担9,000円 | 課税 |
| 現金の昼食手当 | 毎月5,000円を現金で支給 | 原則課税 |
| 深夜勤務の夜食代 | 食事を出せず、1食650円以下を現金支給 | 例外で非課税 |
課税か非課税かはこの順で決まります
食事の価額の
半分以上を
自分で払っている?
会社負担分は
月7,500円以下?
両方YESなら
非課税
非課税になりやすい形
- 社員食堂
- 弁当の一部補助
- 食事チケット型の福利厚生
課税になりやすい形
- 毎月の現金ランチ手当
- 会社がほぼ全額払う補助
- 自己負担が半分未満の制度
現金の食事手当はどうなる?|ここがいちばん誤解されます
| 支給方法 | 基本の扱い | 補足 |
|---|---|---|
| 毎月の食事手当を現金で支給 | 課税 | 給与として扱われます |
| 深夜勤務で夜食を出せず現金支給 | 例外あり | 1食650円以下なら非課税の例外があります |
| 残業・宿日直時の食事支給 | 課税しない扱いあり | 無料支給でも給与課税しない扱いがあります |
現金だから自由で便利、でも税金面では弱いです。
求人票や社内制度に「食事補助あり」とあっても、現物支給型か、現金手当型かで手取りの効き方は変わります。
手取りへの影響|給与で増やすより残りやすい場面があります
ざっくりイメージ
税金・社会保険で
目減りしやすい
条件を満たせば
給与課税なし
実感としては
残りやすい
| 会社の支援方法 | 税務上の扱い | 会社員から見た実感 |
|---|---|---|
| 給与として5,000円増える | 課税対象 | 税金・社会保険の分だけ目減りしやすい |
| 食事補助として5,000円支援される | 条件を満たせば非課税 | 昼食代が直接軽くなりやすい |
| 現金の食事手当5,000円 | 原則課税 | 「補助」の名前でも給与に近い扱い |
会社員にとって重要なのは、「会社がいくら出すか」だけではなく「課税されるか」です。
条件を満たした食事補助は、給与で同額もらうより実感として残りやすい、これが核心です。
自分が得するか確認|会社員のチェック表
| 確認ポイント | 見る場所 | 見えたら良いサイン |
|---|---|---|
| 支給方法 | 就業規則・福利厚生案内 | 現物支給・食事補助制度 |
| 自己負担割合 | 社食価格・案内文 | 従業員が半分以上負担 |
| 上限金額 | 社内通知・給与明細の注記 | 会社負担が月7,500円以下 |
「食事手当」か「食事補助」かを見る
名前が似ていても、現金手当なら原則課税です。
自分が半分以上払っているか見る
ここを外すと、会社の補助が課税に変わります。
会社負担が月7,500円を超えていないか見る
上限だけ見ればOK…と思いがちですが、半分ルールも忘れずにです。
得しやすい人
- 社員食堂をよく使う人
- 昼食代が重い人
- 福利厚生が手厚い会社に勤める人
見落としやすい人
- 求人票の「食事補助あり」だけで判断する人
- 給与明細の手当欄だけ見て安心する人
- 現金支給も全部非課税だと思っている人
会社側は何が変わる?|会社員として知っておくと読みやすくなります
| 会社側の論点 | 変わること | 会社員への影響 |
|---|---|---|
| 福利厚生の設計 | 月7,500円まで再設計しやすい | 昼食補助が厚くなる可能性 |
| 給与との配分 | 現金手当より食事補助を選びやすい | 同じ支援でも手取り感が変わる |
| 社内ルール整備 | 自己負担割合の管理が必要 | 制度利用条件が明確化されやすい |
会社がこの改正を使うなら、昼食補助の改善余地があります。
つまり、福利厚生の質を見るポイントが1つ増えました。
就活や転職でも、「食事補助は現物支給ですか?」と聞けるとかなり強いです。
よくある質問
食事補助の非課税上限はいくらですか?
ただし、従業員が食事の価額の半分以上を負担する必要があります。
現金のランチ手当も非課税ですか?
例外は、深夜勤務で夜食を出せない場合などの限定ケースです。
会社が半分以上出してくれたら得ですよね?
従業員が半分以上負担しないと非課税になりません。
会社が出しすぎると課税になります。
給与明細ではどこを見ればいいですか?
社内制度の案内、就業規則、福利厚生の説明資料も確認するのが安全です。
深夜勤務の夜食代はどうなりますか?
まとめ|迷ったらこの4つだけ覚えれば十分です
2026年4月から、会社が支給する食事の非課税限度額は月7,500円に広がりました。
ただし、従業員が半分以上払うことが前提で、現金の食事手当は原則課税です。
つまり、会社員が見るべきは「食事補助があるか」ではなく、どういう形で支給されているかです。
- 非課税上限は月7,500円
- 従業員が食事価額の半分以上を負担する
- 現金の食事手当は原則課税
- 会社員は福利厚生の設計まで見ると得です
更新情報 / 参照元(一次情報中心)
本記事は、国税庁の公表資料を優先して作成しています。
実際の運用は会社ごとの制度設計で変わるため、最終的には勤務先の就業規則・福利厚生案内もご確認ください。

