【2026年夏ボーナス】手取りはいくら?
額面別の早見表と、税金・社会保険料で何が引かれるかを完全解説
「50万円のはずなのに、なんで40万円くらい?」
そこですよね。
ボーナスは、所得税・健康保険・厚生年金・雇用保険で想像以上に減ります。
この記事では、完全初心者向けに、文字を減らして表・図・棒グラフ中心で整理します。
3行結論(ここだけ読めばOK)
- ボーナスの手取りは、額面の8割前後になる人が多いです。
- 大きく引かれるのは、所得税・健康保険・厚生年金・雇用保険です。
- ただし税額は、前月給与・扶養人数・都道府県の保険料率・年齢で変わります。つまり、みんな同じではありません。
この記事で分かること
- 額面30万〜150万円の手取りイメージ
- ボーナスから何が引かれるか
- 所得税が月給と違って見える理由
- 賞与明細の見方
- もらった後のおすすめ配分
まず結論|ボーナスは「額面=もらえる額」ではありません
| 項目 | 結論 | 初心者向けひとこと |
|---|---|---|
| 大きく引かれるもの | 所得税・健康保険・厚生年金・雇用保険 | 「税金だけ」ではありません |
| 手取りの目安 | 額面の約80%前後 | 条件次第で上下します |
| 税額の決まり方 | 前月給与と扶養で変わる | 人によって差が出ます |
| 社保の決まり方 | 都道府県・年齢で変わる | 40歳以上は介護保険も加わります |
| 住民税 | 賞与で別枠表示されない会社も多い | 毎月の給与から天引きされる形が一般的です |
いちばん大事
「ボーナスは8掛けくらい」で最初に見ておくと、ショックが減ります。
よくある疑問
「同僚と同額なのに手取りが違う」は、扶養人数や前月給与で起こります。
つまずきやすい点
所得税は月給と同じ感覚では計算されません。そこ、ややこしいです。
最短の見方
まずは手取り早見表を見て、次に自分の明細と照らし合わせればOKです。
額面別の手取り早見表|まずはここだけで十分です
独身・扶養0人・協会けんぽ東京・40歳未満・一般事業のモデルです。
前月の社会保険料控除後給与を30万円として、令和8年分の賞与税率表で概算しています。
つまり、自分の正確な金額ではなく「最初の目安」です。
| 額面 | 社会保険料等 | 所得税 | 手取り目安 | 手取り率 |
|---|---|---|---|---|
| 30万円 | 約4.4万円 | 約1.6万円 | 約24.0万円 | 約80.1% |
| 50万円 | 約7.4万円 | 約2.6万円 | 約40.0万円 | 約80.1% |
| 80万円 | 約11.8万円 | 約4.2万円 | 約64.0万円 | 約80.1% |
| 100万円 | 約14.7万円 | 約5.2万円 | 約80.1万円 | 約80.1% |
| 150万円 | 約22.1万円 | 約7.8万円 | 約120.1万円 | 約80.1% |
ボーナスから何が引かれる?|引かれる順番はこの4つです
ざっくり流れ
会社が決めた支給額
ここがまず大きいです
最後に手取りが決まります
健康保険
加入先の都道府県の料率で変わります。協会けんぽは地域差があります。
厚生年金
社員負担は18.3%の半分が基本です。ボーナスにもかかります。
雇用保険
一般の事業の労働者負担は2026年度5/1000です。ここも賞与対象です。
所得税
前月の給与と扶養人数で税率が決まります。月給と同じ見え方ではありません。
| 項目 | 決まり方 | 初心者向けメモ |
|---|---|---|
| 健康保険料 | 標準賞与額 × 保険料率 ÷ 2 | 会社と折半です |
| 介護保険料 | 40〜64歳は追加 | 40歳未満は通常なし |
| 厚生年金保険料 | 標準賞与額 × 18.3% ÷ 2 | こちらも会社と折半です |
| 雇用保険料 | 総支給額 × 労働者負担率 | 2026年度一般の事業は0.5% |
| 所得税 | 前月給与・扶養人数で税率表から決定 | ここが一番「なんで?」となりやすいです |
所得税の仕組み|月給と違って見える理由はここです
前月の給与から「社会保険料控除後」の金額を見る
ここで税率の行が決まります。つまり、前月給与が高い人ほどボーナスの税率も上がりやすいです。
扶養人数を見る
扶養人数が多いほど、賞与税率表の税率は下がりやすくなります。
ボーナスの「社会保険料控除後」に税率をかける
このため、同じ50万円でも、前月給与と扶養が違えば手取りも変わります。
| 前月の社保控除後給与 | 賞与に乗ずる率 | ひとこと |
|---|---|---|
| 82千円未満 | 0.000% | かなり低い |
| 82千円以上 94千円未満 | 2.042% | 低め |
| 94千円以上 260千円未満 | 4.084% | ここも多い |
| 260千円以上 309千円未満 | 6.126% | 今回の早見表モデル |
| 309千円以上 342千円未満 | 8.168% | さらに上がる |
同じボーナスでも差が出る人
- 前月給与が高い人
- 扶養人数が少ない人
- 健康保険料率が高めの地域の人
誤解しやすい点
- 「税率○%で固定」ではありません
- 年収だけで一発決定でもありません
- 賞与だけ別ルールの部分があります
社会保険料の見方|ここが手取りを大きく削ります
| 項目 | ルール | 初心者向けメモ |
|---|---|---|
| 標準賞与額 | 税引前の賞与から1,000円未満切り捨て | 500,800円なら500,000円で計算 |
| 健康保険の上限 | 年度累計573万円まで | 普通の会社員なら気にしなくてOKなことが多いです |
| 厚生年金の上限 | 1回の賞与につき150万円まで | 高額賞与のときだけ効いてきます |
健康保険料率は都道府県支部ごとに異なるからです。
住んでいる場所ではなく、加入している支部で見るのがポイントです。
会社の明細とこの記事の数字が少しズレても、それは普通です。
賞与明細の見方|この順で見れば迷いません
見る順番
まず額面を見る
どれだけ引かれたか確認
ここが実際の手取り
| 明細の項目 | 何を見る? | 違和感が出やすいポイント |
|---|---|---|
| 支給 | 夏季賞与・賞与・ボーナスなどの名称 | ここは額面です |
| 健康保険 | 都道府県で差が出る部分 | 同僚と差が出ても不思議ではありません |
| 厚生年金 | ボーナスでもしっかり引かれる部分 | 金額が大きく見えがちです |
| 雇用保険 | 率は小さいが毎回引かれる | 見落としやすいです |
| 所得税 | 前月給与・扶養人数の影響が出る部分 | 「なぜこの額?」の主犯です |
| 差引支給額 | 振込額そのもの | 最終的にここだけ見ればOK |
正常なケース
- 額面50万円で手取り40万円前後
- 40歳以上で少し手取りが減る
- 扶養ありの方が所得税が軽い
確認したいケース
- 雇用保険が不自然に高い
- 前月より扶養情報が変わった
- 健康保険の加入先が変わった
手取りが変わりやすい3パターン|自分はどれかだけ見てください
パターンA:独身・扶養なし
- 所得税はやや高めになりやすい
- 記事の早見表に近い人が多いです
- まずは8掛けで見ればOK
パターンB:扶養あり
- 所得税率が下がることがあります
- 同じ額面でも手取りが少し増えやすいです
- 「同僚より残る」はここで起きやすいです
パターンC:40〜64歳
- 介護保険料が加わります
- 40歳未満より手取りが少し減りやすいです
- 差は大きくないが、毎回効きます
補足:会社でも差が出る
- 健康保険の加入先が協会けんぽ以外の場合あり
- 建設などは雇用保険率が異なる場合あり
- つまり、完全一致しなくても普通です
もらった後どう使う?|初心者はこの3分割が失敗しにくいです
50% 守る / 30% 増やす / 20% 使う
完全初心者なら、この形がかなり安定です。
全額投資より、まずは「急に必要なお金を残す」方が失敗しにくいです。そこ、地味ですが大事です。
よくある質問
ボーナスの手取りはだいたい何割ですか?
ただし、前月給与・扶養人数・年齢・健康保険の加入先で変わります。
同じボーナス額なのに同僚と手取りが違うのはなぜ?
特に所得税は、前月給与と扶養で差が出やすいです。
40歳を超えると何が変わりますか?
その分、40歳未満より手取りが少し減ります。
住民税はボーナスで引かれないのですか?
そのため、賞与明細に別枠で見えない会社も多いです。
ボーナスは全部投資に回してもいいですか?
投資は、余裕資金に限るのが基本です。
まとめ|迷ったらこの5つだけ覚えてください
夏ボーナスの手取りは、額面の8割前後が最初の目安です。
引かれるのは、所得税・健康保険・厚生年金・雇用保険。
ただし実際の金額は、前月給与・扶養人数・年齢・健康保険料率で動きます。
- 額面50万円なら、手取り40万円前後が一つの目安
- ボーナスの税額は前月給与と扶養人数で決まる
- 社会保険料は都道府県と年齢で差が出る
- 40〜64歳は介護保険料も加わる
- 使い道は守る→増やす→使うの順が失敗しにくい
更新情報 / 参照元(一次情報中心)
本記事は、国税庁・日本年金機構・厚生労働省・協会けんぽの公開情報を優先して作成しています。
特に、賞与の所得税率、標準賞与額、厚生年金率、雇用保険率、協会けんぽの料率は公式情報ベースです。


