【2026年夏ボーナス】退職月の賞与は社会保険料で損する?
月末退職・月中退職・有給消化の最適な退職日を解説
「ボーナスをもらってから退職したい。でも、退職日で手取りが変わるって本当?」
はい、変わることがあります。
特に夏ボーナス支給月は、月末退職か、月末前退職かで、賞与の社会保険料の扱いが変わるケースがあります。
ここ、知らないと地味に大きいです。
3行結論
- 退職月に支給される賞与は、月末退職を除き、健康保険・厚生年金の保険料控除の対象外になるのが原則です。
- つまり、ボーナス支給後に月末の前日までで退職すると、賞与の社会保険料がかからないケースがあります。
- ただし、最適日は賞与の在籍条件・有給消化・転職先の加入日・国保/国年で変わります。退職日だけで決めるのは危ないです。
この記事で分かること
- 退職月の賞与に社会保険料がかかるケース
- 月末退職と月中退職の違い
- ボーナス後に退職するときの手取り差
- 有給消化中の退職日はどう考えるか
- 退職日を決める前に確認すべき項目
まず結論|ボーナス支給月は「退職日」で差が出ます
超基本|退職日の「翌日」で社会保険は切れます
一発早見表|ボーナス支給日と退職日の組み合わせ
どれくらい差が出る?|賞与額別の目安
賞与の社会保険料は、ざっくり言うと賞与額 × 約14%前後になることが多いです。
内訳は、厚生年金の本人負担9.15%に、健康保険料の本人負担分などが乗るイメージです。健康保険料率は都道府県・健康保険組合で変わります。
| 賞与額 | 月末退職で引かれる目安 | 月末前退職で浮く可能性 | 感覚 |
|---|---|---|---|
| 30万円 | 約42,600円 | 約42,600円 | 旅行1回分くらい |
| 50万円 | 約71,000円 | 約71,000円 | 家電1つ分くらい |
| 70万円 | 約99,400円 | 約99,400円 | かなり大きい |
| 100万円 | 約142,000円 | 約142,000円 | 見逃せない金額 |
この表の注意点
- 健康保険料率は都道府県・加入保険で変わります。
- 40歳〜64歳は介護保険料も関係します。
- 雇用保険料や所得税は別です。全部がゼロになるわけではありません。
- あくまで社会保険料の目安として見てください。
かんたん計算|あなたのボーナスだといくら違う?
賞与額を入力すると、月末退職で賞与から引かれる可能性がある社会保険料をざっくり計算できます。
健康保険料率は会社・地域で違うため、分からなければ初期値のままでOKです。
約85,200円
月末退職だと賞与から引かれる可能性がある健康保険・厚生年金・介護保険の本人負担目安です。
計算の考え方
標準賞与額 × 本人負担率で見ます。標準賞与額は、賞与の1,000円未満を切り捨てた額です。
実額は給与明細で確認
会社の健康保険、賞与上限、端数処理、雇用保険、所得税で実際の手取りは変わります。
有給消化中はどうなる?|最終出社日ではなく「退職日」で判断
有給消化を使う場合、読者が一番つまずきやすいのがここです。
社会保険の判定で大事なのは、最後に会社へ行った日ではなく、会社を退職する日です。
| パターン | 最終出社日 | 退職日 | 賞与の社会保険料 | 見方 |
|---|---|---|---|---|
| 有給後、月末前退職 | 6月10日 | 6月29日 | 原則かからない | 手取り面では候補 |
| 有給後、月末退職 | 6月10日 | 6月30日 | 原則かかる | 月末退職扱い |
| 有給前に退職 | なし | 6月9日 | かからない可能性 | 賞与不支給リスクあり |
有給消化で見るポイント
- 退職日が月末か
- 賞与支給日に在籍しているか
- 有給残日数で月末前退職にできるか
やりがちな勘違い
- 最終出社日で社会保険が切れると思う
- ボーナス支給後ならいつ退職しても同じと思う
- 月末の1日前と月末を同じ扱いにしてしまう
結局、最適な退職日はいつ?
退職日を決める前のチェックリスト
おすすめの読者導線|次に読むべき記事
退職後の全体像
退職後にやること完全チェックリスト
健康保険・年金・住民税・失業保険を期限順に確認できます。
健康保険
退職後の健康保険はどれが得?
任意継続・国保・扶養の比較に進めます。
住民税
退職後の住民税はいつ払う?
退職月に想定外の住民税が来るのを防げます。
よくある質問
退職月の賞与には必ず社会保険料がかかりますか?
月末の1日前に退職すればいいですか?
有給消化中にボーナスをもらったらどうなりますか?
ボーナス支給日前に退職しても賞与はもらえますか?
社会保険料がかからなければ、全部得ですか?
まとめ|退職月のボーナスは「月末かどうか」で見る
退職月の賞与は、タイトルだけ見ると難しそうですが、見るポイントはかなりシンプルです。
退職日が月末か、月末前か。まずはここを確認してください。
- 退職月の賞与は、月末退職を除き、社会保険料控除の対象外になるのが原則
- 月末退職は、退職月分の社会保険料も賞与の社会保険料も発生しやすい
- ボーナス支給後〜月末前退職は、手取り面では候補になりやすい
- 有給消化中でも、判定で大事なのは最終出社日ではなく退職日
- 最終判断は、賞与規程・退職後の保険・転職先の入社日までセットで確認
更新情報 / 参照元
本記事は、日本年金機構・協会けんぽ・厚生労働省の公開情報をもとに作成しています。
社会保険料率や雇用保険料率は年度・加入先・都道府県で変わるため、実際の金額は会社の給与明細・人事労務担当・加入保険者の情報で確認してください。


