【2026年版】予定納税の通知書が届いたらどうする?
払えない・高すぎる人の減額申請と期限を完全解説
「え、去年の税金はもう払ったのに、また税務署から通知?」
それ、予定納税かもしれません。
この記事では、通知書が届いた人が最初に見る場所・払う期限・高すぎる時の減額申請を、完全初心者向けに表と図で整理します。
3行結論(ここだけ読めばOK)
- 予定納税は、前年の税額などを基に今年分の所得税・復興特別所得税の一部を先払いする制度です。
- 2026年の第1期は7月1日〜7月31日、減額申請をするなら原則7月15日(水)までです。
- 廃業・休業・売上減少などで今年の税額が下がりそうなら、払う前に減額申請を検討してください。ここ、放置しがちです。
この記事で分かること
- 予定納税の通知書が届いた理由
- 第1期・第2期の納付期限
- 払えない・高すぎる時の減額申請
- 払わないとどうなるか
- 通知書が届いた人の最短行動ルート
まず結論|通知書が届いたら「払う」か「減額申請」かを分けます
| 状況 | やること | 期限の目安 |
|---|---|---|
| 今年も前年並みに稼げそう | 原則、通知書どおり納付 | 第1期:2026年7月31日(金)まで |
| 売上・収入が大きく減った | 減額申請を検討 | 第1期分:2026年7月15日(水)まで |
| 廃業・休業した | 急いで減額申請 | 期限前に税務署へ確認 |
| 払えるか不安 | 納付相談・資金繰り確認 | 放置せず納期限前に動く |
前年の所得税が多かった人に対して、今年分の所得税を7月と11月に先払いしてもらう制度です。
翌年の確定申告で、実際の税額から差し引いて精算します。
通知書が届く人
予定納税基準額が15万円以上になる人が対象です。
金額の目安
原則、予定納税基準額の3分の1ずつを7月・11月に納付します。
あとで精算
先払いなので、翌年の確定申告で差し引きされます。
放置は危険
期限に遅れると、原則延滞税の対象になります。
誰に届く?|会社員でも届くことがあります
税務署は「今年も去年くらい税金が出そうですね」と見積もって通知します。
ただし、今年の収入が下がる見込みなら、通知額が高すぎることがあります。
2026年の期限|最重要は「7月15日」と「7月31日」
ここだけは注意
- 減額申請の期限と納付期限は別物です。
- 「7月31日までに考えればいい」と思うと、減額申請期限を過ぎます。
- 高すぎると感じたら、まず7月15日を確認してください。
通知書が届いたら見る場所|この4つだけでOK
| 見る場所 | 確認すること |
|---|---|
| 予定納税基準額 | 予定納税の計算の土台になる金額です。 |
| 第1期分 | 7月に納める金額です。 |
| 第2期分 | 11月に納める金額です。 |
| 通知方法 | 紙ではなく、e-Taxで通知されている場合があります。 |
高すぎる・払えない時|減額申請できる可能性があります
| ケース | 確認する資料の例 |
|---|---|
| 廃業・休業した | 廃業届、休業状況、今年の収入見込み |
| 売上が大きく減った | 帳簿、売上表、試算表 |
| 副業をやめた | 今年の収入見込み、源泉徴収見込み |
| 前年だけ所得が大きかった | 前年と今年の所得見込み比較 |
「去年はたまたま税金が高かった。でも今年はそこまで稼げない」なら、払う前に減額申請を確認です。
減額申請のやり方|e-Taxまたは書面で提出します
| 方法 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| e-Tax | オンラインで済ませたい人 | 事前準備や操作環境を確認 |
| 書面を持参 | 税務署で確認しながら出したい人 | 受付時間と混雑に注意 |
| 書面を郵送 | 税務署へ行く時間がない人 | 期限に間に合うよう早めに発送 |
準備するもの
- 予定納税額の通知書
- 今年の売上・収入見込み
- 経費・所得控除の見込み
- 減額申請書
税額の見積もりが不安なら
- 会計ソフトの試算表を使う
- 税務署に相談する
- 税理士に確認する
- 「なんとなく高い」だけでは弱いです
減額しない人|第1期分を7月31日までに納付します
今年も前年並みに所得がありそうなら、原則として通知書に書かれた第1期分を納付します。
納付書がない・紙が届かない場合は、電子交付やキャッシュレス納付の設定も確認しましょう。
| 納付方法 | 特徴 | 初心者向け注意点 |
|---|---|---|
| 振替納税 | 指定口座から引き落とし | 残高不足だと延滞税の対象になり得ます |
| ダイレクト納付 | e-Tax経由で口座から納付 | 事前届出が必要です |
| インターネットバンキング | オンラインで納付 | 納付区分や税目を間違えないよう確認 |
| クレジットカード | カードで納付 | 決済手数料がかかります |
| スマホアプリ納付 | 対応アプリで納付 | 上限額や対応税目を確認 |
| 金融機関・税務署窓口 | 納付書で支払う | 納付書がない場合は税務署へ確認 |
前年の確定申告で電子交付を希望している場合、紙の通知書ではなくe-Taxで通知されることがあります。
「封筒がない=払わなくていい」ではありません。ここ、怖いところです。
払わないとどうなる?|期限後は延滞税に注意
| 状態 | 起こること | 今すぐやること |
|---|---|---|
| 期限前 | 納付・減額申請・相談ができる | 一番動きやすい |
| 減額申請期限を過ぎた | 第1期分の減額申請が難しくなる | 第2期分のみの減額申請余地を確認 |
| 納付期限を過ぎた | 延滞税がかかる可能性 | 早く納付・相談 |
| 残高不足で引落し不可 | 期限内納付にならない可能性 | 税務署・金融機関・納付方法を確認 |
まだ期限前なら
- まず通知書の金額を見る
- 高すぎるなら減額申請を検討
- 払うなら納付方法を決める
払えない時は
- 放置せず税務署へ相談
- 減額申請の対象か確認
- 納付相談の余地を確認
ケース別|あなたはどのパターン?
今年の所得見込みが前年より下がるなら、通知書どおりに払う前に一度確認しておくと安心です。
やりがちな失敗|この3つは避けてください
| 失敗 | なぜ危険? | 正解 |
|---|---|---|
| 通知書を放置 | 減額申請期限・納付期限を過ぎる | 届いた日に7/15と7/31をカレンダー登録 |
| 「高いから払わない」 | 延滞税の対象になり得る | 高い理由を確認し、減額申請か納付相談 |
| 前年と今年を混同 | 予定納税は今年分の先払い | 翌年の確定申告で精算されると理解する |
予定納税は「去年の税金をまた請求された」わけではありません。
今年分の所得税の先払いです。名前がややこしいですね。
通知書が届いた人の最短ToDo
通知書が届いたら、まず第1期分の金額と7月15日・7月31日を確認してください。
よくある質問
予定納税の通知書が届いたら必ず払う必要がありますか?
普通の会社員にも届きますか?
7月15日を過ぎたら減額申請できませんか?
払いすぎたら戻りますか?
納付書が入っていません。どうすればいいですか?
払えない時は放置してもいいですか?
まとめ|予定納税は「高い!」と思った時ほど早めに動く
予定納税は、前年の税額をもとにした今年分の所得税の先払いです。
今年の収入が前年より下がるなら、通知書どおりに払う前に減額申請の対象か確認しましょう。
- 予定納税は、予定納税基準額が15万円以上の人が対象
- 第1期分の納付期間は2026年7月1日〜7月31日
- 第1期分の減額申請は原則2026年7月15日(水)まで
- 高すぎる理由が廃業・休業・売上減少などなら減額申請を検討
- 期限後は延滞税の対象になり得るため、放置せず早めに確認
更新情報 / 参照元
本記事は、国税庁の予定納税・減額申請・納税案内をもとに、2026年分の期限に合わせて初心者向けに再構成しています。


