【2026年版】介護保険料決定通知書の見方
65歳以上はいくら払う?年金天引き・減免・高い理由を完全解説
「年金から何か引かれてる…」「通知書のどこを見ればいいの?」
介護保険料決定通知書は、文字が多くてかなり分かりにくいです。
この記事では、完全初心者向けに見る場所・高い理由・減免の可能性を表と図で整理します。
3行結論(ここだけ読めばOK)
- 65歳以上の介護保険料は、市区町村ごと・所得段階ごとに決まります。全国一律ではありません。
- 年金が年額18万円以上などの条件に当てはまると、原則年金から天引きです。自分で選ぶ制度ではありません。
- 通知書で見るのは、所得段階・年間保険料額・納付方法・各期の金額の4つです。そこだけでOKです。
この記事で分かること
- 介護保険料決定通知書で見るべき場所
- 65歳以上の介護保険料が決まる仕組み
- 年金天引きと納付書払いの違い
- 保険料が高くなる理由
- 減免を相談すべきケース
まず結論|通知書は「4か所」だけ見れば大丈夫です
| 見る場所 | 意味 | ここで分かること |
|---|---|---|
| 所得段階 | 前年の所得や世帯課税状況で決まる区分 | なぜこの金額か |
| 年間保険料額 | 1年間に払う合計額 | 今年いくら払うか |
| 納付方法 | 年金天引きか、納付書・口座振替か | 自分で払う必要があるか |
| 期別金額 | 各月・各期に引かれる金額 | いつ、いくら引かれるか |
通知書は全部読む必要はありません。
まずは「あなたは第何段階で、年額いくらで、どう払うのか」を確認すれば十分です。
え、そこだけでいいの? はい、最初はそこだけで大丈夫です。
介護保険料とは?|65歳からは市区町村に払う保険料です
| 年齢 | 区分 | 保険料の払い方 |
|---|---|---|
| 40〜64歳 | 第2号被保険者 | 健康保険料と一緒に負担 |
| 65歳以上 | 第1号被保険者 | 市区町村が決めた保険料を納める |
65歳以上の保険料が決まる流れ
市区町村が
基準額を決める
本人・世帯の
所得を確認
所得段階ごとに
年額が決まる
全国一律ではない
市区町村ごとに基準額が違います。
世帯も関係
本人の所得だけでなく、世帯の課税状況を見る場合があります。
3年ごとに見直し
現在は第9期:2024〜2026年度の期間です。
高齢化で上がりやすい
介護サービス費が増えると、保険料にも影響します。
65歳以上はいくら払う?|全国平均は月6,225円が目安です
厚生労働省の公表では、第9期計画期間(2024〜2026年度)の第1号保険料の全国加重平均は月6,225円です。
ただし、これは全国平均です。実際の金額は住んでいる市区町村と所得段階で変わります。
| 目安 | 金額 | 注意点 |
|---|---|---|
| 月額平均 | 6,225円 | 全国加重平均の基準額 |
| 年額換算 | 74,700円 | 6,225円 × 12か月の単純計算 |
| 実際の金額 | 市区町村・所得段階で変動 | 通知書の年額が正です |
「全国平均より高い=間違い」とは限りません。
介護保険料は自治体の介護サービス費・高齢者数・所得段階で差が出ます。
通知書の見方|この順番で見れば迷いません
| 順番 | 確認する項目 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 1 | 年度 | 令和8年度・2026年度など、対象年度を確認 |
| 2 | 所得段階 | 前年所得や世帯課税状況による区分 |
| 3 | 年間保険料額 | 今年1年の合計額 |
| 4 | 納付方法 | 特別徴収か普通徴収か |
| 5 | 各期の金額 | いつ、いくら払うか |
特に見るべき欄
- 所得段階
- 年間保険料額
- 特別徴収・普通徴収
- 仮徴収・本徴収の金額
よくある勘違い
- 年金天引きは自由に選べるわけではありません
- 所得が少し増えただけでも段階が変わることがあります
- 通知書の金額が前年と同じとは限りません
所得段階とは?|保険料が高い・安いを決める区分です
所得段階は、ざっくり言うと「支払い能力に応じて保険料を分ける仕組み」です。
多くの自治体では、本人の所得、年金収入、世帯の住民税課税状況などを見て段階を決めます。
| 区分 | 見られやすい条件 | 保険料の傾向 |
|---|---|---|
| 低い段階 | 本人・世帯が住民税非課税、年金収入が少ないなど | 基準額より低め |
| 中間の段階 | 本人が住民税非課税でも世帯に課税者がいる、または一定所得がある | 基準額前後 |
| 高い段階 | 本人の所得が高い | 基準額より高め |
「なぜ高いの?」と思ったら、最初に所得段階を見ます。
ここが前年から変わっていると、保険料も変わりやすいです。意外とここで答えが出ます。
年金天引き?納付書?|納め方は2種類です
| 納め方 | 内容 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 特別徴収 | 年金から自動で天引き | 対象年金が年額18万円以上など |
| 普通徴収 | 納付書や口座振替で支払う | 年金が年額18万円未満、65歳になった直後、転入直後など |
年金天引きの見方
仮徴収
前年度などをもとに徴収
年間保険料が
正式決定
本徴収
残りを調整
特別徴収のポイント
- 原則、本人の手続きは不要
- 年金支給日に差し引かれます
- 金額は通知書で確認します
普通徴収になりやすい例
- 65歳になったばかり
- 市区町村をまたいで転入した
- 年金が年額18万円未満
- 年度途中で金額が変わった
介護保険料が高い理由|主な原因はこの5つです
| 原因 | 起きやすいケース | 確認する場所 |
|---|---|---|
| 所得段階が上がった | 年金以外の所得、譲渡所得、配当、事業所得など | 所得段階欄 |
| 世帯の課税状況が変わった | 同居家族が住民税課税になった | 段階の説明欄 |
| 自治体の基準額が高い | 介護サービス費や高齢化率の影響 | 市区町村の保険料表 |
| 本徴収で調整された | 仮徴収が少なく、後半で増えた | 各期の金額 |
| 転入・65歳到達 | 年度途中から普通徴収が始まった | 納付方法・期別欄 |
通知書の金額が高く見えるときは、年額を一度に見ているだけのこともあります。
まずは、月額ではなく年額・期別・天引き月に分けて見てください。
減免できる?|困ったら市区町村に相談です
介護保険料の減免は、全国で完全に同じ条件ではありません。
ただし、多くの自治体で災害・失業・事業廃止・所得の大幅減少・生活困難などは相談対象になり得ます。
| ケース | 例 | 行動 |
|---|---|---|
| 災害 | 火災・水害・地震などで大きな損害 | すぐ相談 |
| 所得の急減 | 失業、廃業、収入減 | 証明書類を確認 |
| 生活困難 | 低所得で納付が難しい | 自治体基準を確認 |
| 納付が遅れそう | 納期限までに払えない | 放置せず相談 |
相談前に用意したいもの
- 介護保険料決定通知書
- 本人確認書類
- 収入が分かる書類
- 災害・失業などを示す書類
相談先
- 市区町村の介護保険担当課
- 保険料・収納担当窓口
- 地域包括支援センターに相談して案内を受ける方法もあります
「払えないかも」と思ったら、納期限前に相談するのが安全です。
何もせず放置すると、督促や滞納扱いになる可能性があります。そこは早めが勝ちです。
1分診断|あなたはどこを見るべき?
| 悩み | 見る場所 | 次の行動 |
|---|---|---|
| 金額が高い | 所得段階・年額 | 前年と段階を比較 |
| 年金が減った | 特別徴収額 | 年金振込通知書と照合 |
| 納付書が来た | 普通徴収欄 | 口座振替を検討 |
| 払えない | 納期限・減免案内 | 市区町村に相談 |
| 親の通知書を見ている | 年額・各期・納付方法 | 未納がないか確認 |
一番よくある流れ
- 通知書が届く
- 金額が高く見える
- 所得段階を見たら理由が分かる
親の分を見る人へ
- 本人の年金から天引きか
- 納付書払いで未納がないか
- 減免相談が必要かを確認しましょう
よくある質問
介護保険料は全国一律ですか?
年金天引きをやめて納付書払いにできますか?
通知書はいつ届きますか?
前年より高くなったのはなぜですか?
払えない場合はどうすればいいですか?
まとめ|通知書が届いたらこの順番で確認
介護保険料決定通知書は、全部を完璧に読む必要はありません。
まずは所得段階・年間保険料額・納付方法・各期の金額を確認すれば、ほとんどの疑問は整理できます。
- 65歳以上の介護保険料は市区町村と所得段階で決まる
- 第9期、2024〜2026年度の全国平均基準額は月6,225円
- 年金年額18万円以上などの条件に当てはまると、原則年金天引き
- 高くなったら、まず所得段階と本徴収額を確認
- 払えない・生活が苦しい場合は、納期限前に市区町村へ相談
更新情報 / 参照元(公式情報中心)
本記事は、厚生労働省および自治体の公開情報をもとに、65歳以上の介護保険料、特別徴収・普通徴収、減免制度の考え方を初心者向けに整理しています。
実際の金額・発送時期・減免条件は市区町村で異なるため、最終確認はお住まいの自治体で行ってください。


