【2026年9月最新】かかりつけ医を「ナビイ」で探す方法|夜間・休日・在宅医療まで検索
情報確認日:2026年9月30日
厚生労働省の「医療情報ネット(ナビイ)」で、 夜間対応・訪問診療・在宅医療・介護連携などの「かかりつけ医機能」 を条件に医療機関を探せるようになりました。
「近くの内科」だけで探すのではなく、 自分や家族が必要とする医療機能から候補を絞れる のが大きなポイントです。
ただし、 ナビイが医師をランキングしたり、病気を診断したりするサービスではありません。
30秒 最初に3つだけ
一番簡単にいうと、 「自分に必要なことへ対応できる医療機関」を以前より細かく探せるようになった ということです。
ここは間違えやすいので最初に確認
「ナビイ」というサービス自体が2026年9月に始まったわけではありません。
全国統一の医療情報ネット「ナビイ」は 2024年4月から運用 されています。
また、 「かかりつけ医機能報告制度」は 2025年4月から施行 されています。
2026年9月25日に厚生労働省が公表したのは、 医療機関が報告した「かかりつけ医機能」を、ナビイで国民が検索・確認できるようになったこと です。
まず「何を探したいか」で入口を変える
ナビイは機能が多いため、最初に目的を1つ決めると迷いにくくなります。
この記事で分かること
- 2026年9月に何が変わったのか
- 医療情報ネット「ナビイ」とは何か
- かかりつけ医機能報告制度とは何か
- 夜間・休日の医療機関を探す方法
- 訪問診療・在宅医療を探す方法
- 高血圧・糖尿病など持病から探す方法
- 高齢の家族向けに確認したい項目
- 検索結果を見るときの注意点
記事全体の目次を表示
今の自分に必要なのは?クリックで検索条件を確認
一番近い状況を選ぶと、ナビイで確認したい項目が表示されます。
ナビイの 「通常の診療時間外の診療体制」 を確認します。
平日18~22時、 22時~翌6時、 休日の対応を個別に選べます。
「在宅医療を提供する体制」 を確認します。
訪問診療、 往診、 在宅患者への連絡、 訪問看護体制などから絞れます。
「一次診療を行うことができる疾患」から、 高血圧・糖尿病・脂質異常症・心不全・認知症など を選択できます。
主治医意見書・居宅療養管理指導・介護サービスとの連携・在宅医療 などを確認できます。
今どうしたい?目的によって使う検索機能が違う
「今受診したい」のか「これから通う医療機関を探したい」のかで入口を変えます。
トップページの 「現在診療中の医療機関」 が入口です。
実際の受付状況は変わることがあるため、 受診前の確認も行ってください。
「休日夜間対応医療機関」 から探す方法があります。
診療科、 場所、 高齢者、 小児など、 「じっくり探す」 の条件を利用します。
「かかりつけ医機能」 から検索します。
持病・時間外・在宅医療・介護連携などを組み合わせられます。
医療情報ネット「ナビイ」とは?
全国の医療機関・薬局を、場所・診療科・対応内容などから検索できる厚生労働省の公式サービスです。
全国統一の医療情報ネットは、 2024年4月から運用 されています。
以前は都道府県ごとに分かれていた医療機関情報を、 全国共通の仕組みで探せるようにしたものです。
会員登録は不要で、医療機関を検索するために氏名や連絡先を入力する必要もありません。
場所から探す
自宅周辺、 市区町村、 駅などから候補を探せます。
時間から探す
現在診療中や休日夜間対応の医療機関も探せます。
病気から探す
高血圧、 糖尿病、 認知症など対応疾患からも絞れます。
在宅医療から探す
訪問診療、 往診、 訪問看護体制なども確認できます。
「かかりつけ医機能報告制度」とは?
医療機関が、自院でどのような「かかりつけ医機能」を担えるのかを報告し、その情報を患者の医療機関選びなどへ活用する制度です。
この制度は 2025年4月から施行 されています。
2026年9月からは、 報告された情報を使って、 患者自身がナビイ上で「必要な機能を持つ医療機関」を探しやすくなりました。
| 区分 | 主な役割 | 例 |
|---|---|---|
| 1号機能 | 日常的な診療を総合的・継続的に行う | 一次診療、相談、継続診療など |
| 2号機能 | 地域で必要な機能を担う | 時間外、入退院支援、在宅、介護連携など |
「国が認定した名医ランキング」ではない
ナビイは、 医療機関が報告した医療機能などを検索するサービスです。
検索結果の上に表示された医療機関ほど医療の質が高い、という意味ではありません。
ナビイで「かかりつけ医」を探す基本手順
「かかりつけ医機能」→必要な機能→場所の順に選ぶと探しやすくなります。
基本は4ステップ
-
医療情報ネット「ナビイ」を開く
厚生労働省の公式サイトへアクセスします。
-
「かかりつけ医機能」を選ぶ
トップページの「じっくり探す」に表示されています。
-
必要な機能を選択する
夜間、 訪問診療、 持病、 介護連携などから選びます。
-
場所を指定する
自宅周辺や市区町村などへ絞ります。
-
候補の詳細を見る
診療時間、 診療科、 対応機能、 アクセスなどを確認します。
0件になったときのコツ
最初から多くの条件を同時に選ぶと、 候補が極端に少なくなることがあります。
「絶対に必要な条件」を1~2個だけ選び、後から条件を追加する と探しやすくなります。
夜間・休日に対応する医療機関を探す
ナビイでは平日18~22時、22時~翌6時、休日を分けて確認できます。
「平日準夜帯(午後6時から午後10時)の対応」 を選択します。
「平日深夜帯(午後10時から明朝6時)の対応」 を選択します。
「休日の対応」 を選択します。
「夜間対応」でも当日必ず受診できるとは限らない
掲載情報は医療機関の機能に関する情報です。
当日の休診・受付終了・診療体制まで保証するものではありません。
受診前に医療機関の公式サイトや電話などで 最新の受付状況も確認してください。
緊急性が高い場合
意識がない、 呼吸ができない、 強い胸痛など、 明らかに緊急性が高い状況では、 ナビイで比較することより119番など必要な救急対応を優先してください。
訪問診療・在宅医療はどこを見ればいい?
「在宅医療を提供する体制」から、自分が必要な内容を選べます。
「訪問診療の実施(平時)」 を確認します。
訪問診療は、 通院が困難な患者に対して 定期的に訪問して診療を行う仕組みです。
「在宅患者に対する往診体制」 を確認します。
「在宅患者に対する訪問看護体制」 を確認します。
「介護サービス等の事業者と連携して医療を提供する体制」 を確認します。
| 項目 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 訪問診療 | 定期的な訪問診療の実施 |
| 連絡体制 | 在宅患者への連絡体制 |
| 往診 | 在宅患者に対する往診体制 |
| 訪問看護 | 訪問看護の体制 |
| 在宅看取り | 在宅看取りに関する実施状況 |
高血圧・糖尿病など「持病」からも検索できる
「一次診療を行うことができる疾患」から、継続して診てもらいたい病気を指定できます。
ナビイには、 高血圧・糖尿病・脂質異常症・心不全・認知症・喘息・慢性腎臓病 など、 多くの検索項目があります。
たとえば、 高血圧があり、 将来的な在宅医療も確認したい場合は、
「高血圧」+「訪問診療」+「自宅周辺」
のように条件を組み合わせることで、 自分の希望に近い候補を絞れます。
病名の自己判断には使わない
ナビイの疾患項目は、 「自分の症状から病名を診断する機能」ではありません。
すでに診断されている病気や、 医療機関から説明を受けている内容などを基に 医療機関を探すための情報として利用してください。
誰の医療機関を探す?家族の状況からクリック
自分・高齢の親・子ども・退院後では、確認したい項目が変わります。
持病があるなら、 対応疾患・相談対応・時間外対応 などを確認すると比較しやすくなります。
高齢の家族では、 訪問診療・往診・主治医意見書・介護サービスとの連携 なども確認候補です。
小児領域・時間外対応・休日対応 などを確認できます。
入退院支援・在宅医療・訪問看護・介護連携 などを確認するとよいでしょう。
入院・退院・介護との連携まで確認できる
将来の療養まで考える場合は、通院だけでなく「入退院・在宅・介護」の連携も確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 後方支援病床 | 在宅患者の状態が悪化したときなどの入院支援 |
| 入退院支援 | 地域の入退院支援ルールなどへの参加 |
| 主治医意見書 | 要介護認定などで用いる主治医意見書への対応 |
| 居宅療養管理指導 | 自宅で療養する人への管理・指導 |
| 介護施設との協力 | 急変時の相談・診療・入院体制など |
検索結果が出たら、どこを見る?
「一番上に出た所」を選ぶのではなく、自分が必要な条件を満たすか確認します。
自宅や職場から継続して通える距離か を確認します。
自分の生活に合わせて、 診療日・診療時間・時間外対応 を確認します。
持病・相談・在宅・時間外など必要な機能 が掲載されているか確認します。
高齢者や慢性疾患がある場合は、 入退院・在宅医療・介護連携 まで確認しておく方法があります。
検索結果に出ない=対応できない、とは限らない
厚生労働省の2026年8月17日時点集計では、報告率は80.9%でした。
厚生労働省は、 医療機関からの報告を踏まえて 掲載内容を随時更新するとしています。
そのため、 検索で0件だったことだけを理由に「対応できる医療機関が地域に存在しない」と断定しない ことが重要です。
よくある勘違いをクリックして確認
ナビイを使う前に、特に誤解しやすい4点を確認しておきましょう。
検索上位=厚生労働省が推奨する医療機関、という意味ではありません。
自分に必要な条件を比較してください。
「夜間対応あり」と「今この瞬間に受診できる」は同じ意味ではありません。
当日の受付状況も確認してください。
ナビイは病気を診断するサービスではありません。
0件でも「対応医療機関が絶対にない」とは断定できません。
報告・更新状況も考慮してください。
候補が見つかったら6つを確認
医療情報ネット「ナビイ」のよくある質問
ナビイは2026年9月に始まったのですか?
いいえ。 全国統一の医療情報ネット「ナビイ」は 2024年4月から運用 されています。
2026年9月に厚生労働省が公表したのは、 かかりつけ医機能報告制度に基づく情報をナビイで検索・確認できるようになったこと です。
無料で使えますか?
医療機関・薬局の検索に会員登録は不要です。 氏名や連絡先を入力する必要もありません。
夜間対応の医療機関を検索できますか?
はい。 平日18~22時、 22時~翌6時、 休日の対応を条件にできます。
訪問診療を行う医療機関も探せますか?
はい。 訪問診療、 往診、 在宅患者への連絡体制、 訪問看護体制などを確認できます。
高血圧や糖尿病でも検索できますか?
はい。 「一次診療を行うことができる疾患」には 高血圧、 糖尿病、 脂質異常症など多数の項目があります。
ナビイが一番良い医師を教えてくれますか?
いいえ。
医師や医療機関の質をランキングするサービスではありません。
検索結果に出ない医療機関は、かかりつけ医になれませんか?
そのように一律には判断できません。
厚生労働省の2026年8月17日時点集計では 報告率は80.9%で、 掲載情報はその後も随時更新されています。
かかりつけ医は1人だけ行政へ登録する制度ですか?
今回の仕組みは、 特定の医師1人を行政へ登録して固定する制度ではありません。
今日診てもらえる医療機関も探せますか?
ナビイには 「現在診療中の医療機関」 「休日夜間対応医療機関」 を探す機能があります。
実際の受付状況は受診前に医療機関へ確認してください。
症状を入力すれば病名を診断してもらえますか?
いいえ。
ナビイは診断サービスではありません。
まとめ|「近い病院」だけでなく必要な機能から探せる
今回の情報公開によって、 「自宅から近いか」だけでなく、夜間対応・訪問診療・持病・介護連携などから医療機関を比較しやすくなりました。
特に、 持病がある人、 高齢の家族がいる人、 将来の在宅医療を考えている人は、 元気なうちに自宅周辺の医療機関を一度検索しておく と、 必要になったときに探しやすくなります。
参考資料・公式情報
医療に関する内容のため、 厚生労働省および医療情報ネットの一次情報を優先して確認しています。
確認した公式資料を表示
- 厚生労働省|かかりつけ医機能に関する情報の医療情報ネット(ナビイ)での提供について 2026年9月25日公表。 情報提供開始、報告機関数、報告率等を確認。
- 厚生労働省|医療情報ネット(ナビイ) 全国の医療機関・薬局を検索できる公式サービス。
- 医療情報ネット|かかりつけ医機能で探す 時間外、 対応疾患、 在宅医療、 入退院、 介護連携などの検索項目を確認。
- 厚生労働省|かかりつけ医機能報告制度 制度概要、 ガイドライン、 報告制度の資料を確認。
- 厚生労働省|医療機能情報提供制度について 全国統一の医療情報ネットが2024年4月から運用されたことを確認。
- 厚生労働省|医療情報ネット(ナビイ)の使い方 一般利用者向けの利用方法、 会員登録不要であることなどを確認。
この記事について
本記事は、 2026年9月30日時点の厚生労働省等の公表情報をもとに、 医療情報ネット「ナビイ」の使い方を一般向けに整理しています。
医療機関の診療時間・受付状況・提供内容は変更される場合があります。
実際に受診するときは、 ナビイの掲載内容だけでなく、 医療機関の公式サイトや電話などでも最新情報を確認してください。
本記事およびナビイは、 個別の症状について診断したり、 特定の医療機関・医師を医学的に推奨したりするものではありません。


